- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102001035
感想・レビュー・書評
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ちょっと、人間失格とかに似てるかも。
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学生時代に読めてよかった
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つらかった
子どもを追い詰めたくないな
とにかく生きていてくれればいい 楽しいことが多ければより良い -
やっぱり学生のときに大切なのは勉強だけではないね。
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はるか昔に読んだ記憶。なんとなく覚えていたあらすじとは相違なかったが、大人になってみるとさすがに印象が違ってくる。お父さんやあれこれおせっかいする地元の大人たちの身になって読んでしまう。
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親や周りの期待に押しつぶされるいたいけな少年。
子供の頃読むのと、大人になって読むのでは、随分と印象が違った。
同世代の子供より優れているからこその周りの大人たちの期待。それは重圧でもあるけれど、同時に優越感も与えてくる。そこからどんどん沈んでいくハンスが、期待に押しつぶされる子供を本当によく描いていると感じた。親や先生に期待されて、頑張りすぎる子供が存在するのは、今も昔も変わらないようだ。
期待されることは100%いやというわけではないのだろうが、精神がすり減らないわけではない。自分の本当にやりたいこともできず、ただレールを歩む。そして神学校から堕ち、周りより半歩以上遅れて人生を再開する。栄光からの転落。その姿はまさに車輪の下だ。
最後の最後、ハンスが取った行動は、偶然なのか必然なのか、全読者の最大の謎であり、論点だろう。
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中学生の時「夏休みの課題図書」として薦められた。もちろん、読まなかった(笑)
読みゃよかった。そしたらもっと学校や教育を疑い、自分の人生について真剣に考えたかもしれない。
いや、この回りくどい和訳の文章に太刀打ちできんかったかもしれんけど。
これってそもそも教師が中学生に薦めるべき本なの?
あんたはこれ読んだんか?
って、あの時の教師に聞きたい。