- Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102100042
感想・レビュー・書評
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海の生臭さと、気まぐれさを一人の老人を通して描いた傑作。ページをめくる度に、懐かしい海の匂いや太陽の照り付きを思い出す。
人間は老いる、時に運命は残酷で、受け入れ難い。
それでも生きて行く。長い人生の中で、作中に出てくるような老人に好意的な少年がもし傍らに、居てくれたら幸せなんだろうな。
自身が40歳になる年に、この1冊に出会ったのは大きい。色々、考えてしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビジネスに置き換えて読んでみた。仕事を獲る難しさ、クロージングまで気が抜けない長い道のり、獲られた後の対応。ひとりの力は限りある。色々考えさせられた。
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高校の時に読んだのを読み直しました。やはり、なんか私にはアメリカ文学は向いてないです、
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すごくシンプルなストーリーなんだけどそれだけに自然の恩恵や脅威、そしてその脅威に翻弄されつつも抗う人間の逞しさがストレートに伝わってくる。
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何度か読んだら印象変わりそう
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前半から後半にかけて老人がレベルアップしていき、鮫に対しても無双になっていく。
前半の静から後半の動へと物語のスピードが上がっていき読みやすかった。
知らなかった言葉
拇
尋という単位 -
老人の3日間にわたる漁の模様を余すことなく描くことで、生きる底力がひしひしと伝わってきた。
ここまでやりきれる老人だったからこそ少年があそこまで懐くのも理解できる。
こんなかっこいい老人になりたい -
老人が、巨大なカジキと海という自然と、己の意識と戦う。
バイオレンスと言ってもいいほど血と、太陽の照りつけと、傷口に染みる潮。
読後に背表紙のあらすじ見たらほぼ内容書かれていたので間一髪。