赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

  • 新潮社
4.42
  • (800)
  • (310)
  • (219)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 5295
感想 : 497
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (529ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102113417

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 久しぶり(20年振り?)の再読。学生時代に繰り返し読んだ私の最愛の小説。久しぶりに読んでもやっぱり惹き込まれた。波や葉擦れの音、風や土の匂いなども生き生きと、まるで自分がこの世界に入り込んだかのように感じられる。遠い異国の物語で、未だに馴染みのない風物もたくさん出てくるのに、何故こんなに懐かしく感じられるのか…

    • denmameさん
      赤毛のアン、素敵ですよね。私も再読をしようと思っていますが、実行できずにいます。やっぱり世代で読み方も変わるのでしょうね。
      赤毛のアン、素敵ですよね。私も再読をしようと思っていますが、実行できずにいます。やっぱり世代で読み方も変わるのでしょうね。
      2016/09/15
    • ku-sukeさん
      denmameさま、コメントをありがとうございました!前回読んでから20年も経つと、やっぱり感じ方が変わるものだなあと思いました。今回特に、...
      denmameさま、コメントをありがとうございました!前回読んでから20年も経つと、やっぱり感じ方が変わるものだなあと思いました。今回特に、アンの周りの大人たちの優しさや、子供に対しての大人としてのふるまい方が印象に残りました。これは、学生時代に読んだときにはそれほど感じなかったことだと思います。お時間のあるときに是非、再読されては如何でしょうか?おすすめです(^-^)
      2016/09/15
  • 読み始め…16.1.21
    読み終わり…16.1.23

    NHKの朝ドラで放送された「花子とアン」の影響から 翻訳者村岡花子さんが翻訳された「赤毛のアン」を読んでみたいと思いました。

    「赤毛のアン」は小学生の頃 親に買ってもらった児童書で読んだきりでしたから お話の全体像をなんとな~く覚えているという程度。
    小学生だった頃の私はたぶんアン目線でこの物語を捉えていたと思います。一人の女の子としてたどる運命的人生に嬉しくなったり 悲しくなったり ドキドキそわそわ....怒りもし 泣きもし 同情もして。。

    それが今の私はずっとマリラ目線で読んでいました。ほんとうは優しい心を持っているのにそれが言葉に出せず、笑って笑顔を作ることができない生真面目がすぎるくらいのマリラ。
    そんなマリラの元に引き取られることになったおしゃべりで空想好きのおませな女の子アン。
    そもそも子供を産み育てた経験のないマリラにとってはアンに対して愛おしい気持ちで接していくことがさぞ難しいことだったでしょうと 私は母親目線になって妙にどきどきしながら読みました。

    小学生の頃読んでいたのはいわゆる「赤毛のアン」という題名のシリーズでいうところの第一作目だけで、アンがさらに成長したストーリーが展開していくその後についてはまだ読んだことがありません。これをきっかけにさらに読み進んでいきたいと思っています。

    あとがきの終わりでは 今回手にしたこちらの文庫本は 村岡花子さん翻訳の原文をお孫さんである村岡美枝さんが一部訂正補訳されているものと知りました。
    ほんとうは村岡花子さんご自身の
    翻訳に触れてみたかったんだけれど...。

    少し残念には思いましたけれど、これもまた時代なのかなと鷹揚に受け取とめていました。
    でも....ネット上の書評において 花子さんご自身の翻訳を知っていらっしゃる方がずいぶんと違いがあるほど改訂された内容であると指摘されている記事を見てしまったら やっぱり私もアンだけではなく村岡花子さんにも出会いたかったのに...という気持ちがもやもやと湧いてくるのでした。

    • denmameさん
      はじめまして。
      私も「赤毛のアン」が大好きです。出会いは小学生のころにテレビアニメで、17才で村岡花子さん訳の文庫本を読み、さらに20代前...
      はじめまして。
      私も「赤毛のアン」が大好きです。出会いは小学生のころにテレビアニメで、17才で村岡花子さん訳の文庫本を読み、さらに20代前半で読み返しました。yummyさんのレビューでアン目線とマリラ目線のことがあり、「なるほど。。。」と感動しました。
      40代の今、もう一度読み返そうと思っていたのですが、まだなので、やっぱり早く読み返したいと思います。
      2016/04/13
  • 赤毛のアンは有名な作品だけど実は物語を全く知らなかった。

    「乙女チック」「妄想癖」「勝気」近くにいたらなかなか大変なキャラ。
    アンよ、君はこういう子だったのね。

    でも純粋、家族な想いな言動、行動に惹かれてしまう。
    成長していく様を実感、楽しんでしまう。

    赤毛のアンはまだまだ続く物語なので続編も読んでみよう。

  • おなじみ村岡花子訳本

  • 私はなぜ今まで『赤毛のアン』を敬遠していたのだろうと思わずにはいられませんでした。
    こんなにも自然溢れる情景がごく自然に目の前に広がりました。
    アンの闊達さ、マシュウの穏やかな愛、マニラの深い愛。
    全てが感動でした。

  • 大人になってからちゃんと読み終えたのですがこれはまさに子供のうちに読んでおくべき本の一つと言えますね。知識欲探究心いろいろと勉強になる部分もあり、何よりアンの話が面白いです。おとなに近づくにつれ言葉数が減ってしまうのがマリラ同様さみしくなりますが、それでも最後まで楽しく読めました。続きもたくさん出ているようなので、ギルバートとどうなるのか気になるので読んでみたいです。

  • 【ストーリー★★/キャラ★☆/心理★★/情景描写★☆/没入度★☆】努力、成長、友情、前向き。逆境の中でのアンの健気さとアンを取り巻く人たちとの温かい交わりに感動した。どんなにつらい逆境にあっても乗り越える意志と勇気、そして行動が必要なんだと感じた。お気に入りの一冊。

  •  ちょっとした行き違いから、マシュー、マリラ兄妹のもとにやってきた赤毛でやせっぽちな孤児の少女アン。子どもに似つかわしくない言動、想像力豊かな発想、次々と止まらないおしゃべりに、誰もが驚き、閉口するものの、誰もがいつしか魅了されていく。にぎやかなアンの周りでは、次々と事件が……。カナダのプリンスエドワード島の美しい自然の中で、少女から女性へと成長していくアンの姿を描くモンゴメリの代表作。

     花子のドラマも終わったので、彼女の足跡をたどるように、また一から読んでみました。
     一つ一つのエピソードに、アンの心の動きが目に見えるようで、アンになったような気持ちで楽しく読めました。ドラマ関連の書籍や、「花子とアン」展で買い求めたグッズなど、赤毛のアンの名言をたくさん読んだので、あちらこちらでその文章がきらきらして、あらためて村岡花子の訳の素晴らしさに気づいたような次第。こんなに年月がたっても古びないのは、本当にすごいことです。

  • アンはかしましい。それまで静かな生活をしていたマシューとマリラ。静かな時間は福音につつまれやがて掛けがえのない人生へとなっていく。人生の天機は何処にあるか判らない。

  • 中学生の時に夢中で読んだ本。シリーズ10巻全部持ってました。孤児だったアンが老兄妹、マシューとマリラに引き取られて成長していく物語。周りの人も、アンに振り回されながらもアンの明るさ、純粋さに惹かれて一緒に成長していく。
    物語の中には料理やお菓子がたくさん出てきて、そのレシピ本もでています。実際に図書館で借りてきていくつか作ってみました。

全497件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1874年、カナダ、プリンス・エドワード島に生まれる。幼い時に母と死別、祖父母に育てられ教師になる。『赤毛のアン』シリーズのほか、小説、短篇集を残し、世界中で多くの読者の心を捉えた。

「2022年 『赤毛のアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ルーシー・モード・モンゴメリの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ミヒャエル・エン...
村上 春樹
ヘルマン ヘッセ
有川 浩
宮部 みゆき
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×