鏡の国のアリス (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102401026

感想・レビュー・書評

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  • 不思議の国の続きで。もう少し若いころに読むともっとなにか感じたのかなぁ。チェスが進むように話が進むのはすごいなぁと。

  • 言わずと知れた古典中の古典、メルヘン・ファンタジーの金字塔、の続編。
    前作「不思議の国のアリス」よりもうちょっと意識度の高い夢です。ディズニーアニメ版はこれと前作、両方のミックス。
    この本もシリーズ前作と同じく、読み聞かせ口調の文体と意訳多用の言葉遊び再現が特徴。
    洒落や韻文が満載の内容を考えると訳のレベルは相当なものだけど、やっぱり読書する本としては柔らかすぎて評価が分かれる文体かも。
    挿絵は前作と同じくあと一歩二歩。この本で本文の世界観に負けない絵、って言うのはなかなか難しそうね。

  • 読みました。娘に話て聞かせるには、いいね。

  • あいにくチェスのルールを知らない僕は、そこで損をしているのですが。小説って、やっぱり自由なんだなあ、表現したいことを効果的に伝えることができたら楽しいだろうなあ、と思います。

    アリスと不思議な住人達(ハンプティ・ダンプティやユニコーン、赤の女王、昆虫たちなど…)とのやり取りは、はちゃめちゃでとても面白いです。自由です。

  • この本でアリスは7歳6ヶ月と初めて年齢がわかる。容姿はバラ曰く、「あの子の顔は、お利口とはいえないけど、ちょっとセンスあるな」この1箇所のみ。女王になった時の小道具(頭に金の王冠、手に笏)は描かれているが。『不思議の国のアリス』のアリスよりは思いやりの心も。我儘で気紛れなのは相変わらず。本当にこの2冊にはアリスの容姿、服装の描写がない。テニエルの挿画のアリス服は当時の中産階級の理想的な服装らしい。

  • 2010/06/14

  • お友達から借りた本。

    アリスの映画に行ったので、興味を持った。
    みんな個性的で、楽しい。
    チェスのルールを知っていたら、もっと楽しめたかな・・・

  • 何がなんだかわかりません。

  • ハンプティダンプティ、「ことばってやつはものによっちゃ、気まぐれだからなぁ、とりわけ動詞だよ。動詞はいちばん気ぐらいが高い。形容詞ならあんたでも手に負えるけど動詞ってやるはね。ところがどっこいぼくなら大丈夫。十把一絡げだよ。いわゆる不可入性ってやつ」

  • 『不思議の国~』を含めて、このわけのわからなさからくるおもしろさは好き。登場人物(?)の全員が個性的で素敵だし、たびたび独り言ちるアリスもかわいらしい。白の女王様が怪我をする場面(その前後を通して)は、本当にポカンとしてしまう。

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著者プロフィール

ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
イギリスの作家。本名Charles Lutwidge Dodgson(チャールズ・ラトウィッジ・ドッドソン)。チェシャー州の牧師の家に生まれ、オックスフォード大学クライスト チャーチ学寮に学び、卒業後、同大学の数学講師となる。『不思議の国のアリス』(1865)、『鏡の国のアリス』(1872)の作者として最もよく知られているが、本来の数学者・論理学者としての、また最初期のアマチュア写真家としての功績も高く評価されている。

「2021年 『鏡の国のアリス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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