機密奪還（下） (新潮文庫)

著者 : マークグリーニー 田村源二

• 新潮社 (2017年3月29日発売)

感想・レビュー・書評

[take9296さんの感想 · 2017年4月22日]

機密情報を漏らした国家安全保障会議職員ロスはFBIに追われ、情報開示団体“国際透明性計画”代表のスイス人女性に助けを求めた。データを執拗に狙うイスラム過激組織、ロシア特殊部隊、そして、スイス人女性にも裏の繋がりが。パナマからスイス、アルプスを越えてリビアへ逃亡を続けるロスを追いながら、ドミニクは機密漏洩阻止に孤軍奮闘する。迫真白熱の冒険インテリジェンス巨編!

アクションの畳み掛けはなかなかだが、能天気なエンディングに唖然。

[刈北さんの感想 · 2019年8月30日]

クラーク、シャベス、ドリスコル、ジャックライアンジュニアが登場せず、ドミニク一人での戦い。
修行先の家族全員が殺された為、ドミニクは彼一人が謎解きに挑む。仲間がいない中、彼をサポートしたのは意外な人物。
訳者あとがきにも書いてあったが、この機密奪還の中の話は次作以降のストーリーに少なからぬ影響を与えている。

上下巻二冊なので、テンポよく読める

[まーうーさんの感想 · 2017年4月6日]

言葉が軽く感じる。内容も意外性はないかな。