その街の今は

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 327
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103018315

感想・レビュー・書評

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  • 「ここが昔どんなんやったか知りたいねん」カフェでバイトしている主人公の女性が合コンしてみたり、知り合った彼がアナログレコード5枚をビニールに入れて原付でやってくる。そんな日常をそのまま、でもやさしく見守っているような文章。ちょうど同い年くらいの人が主人公だからなのか、感性的にも近いからなのか、景色がふわっと浮かんでいく。10年ぶりの大阪、難波のカフェで読んでみた。大阪が少し好きになったような気がした。

  • たぶんゆっくり「好き」って知っていく作品なんだと思う。これからも。

  • なんてーか、うーん、あまり好きでない。

  • 2008.10.25読了
    #大阪府

  • アルバイト、カフェ、合コンなど、内容は、それ程、変わったものではないのだけれど、
    雰囲気あるんですよ。
    けっこう好きです。
    ホントに普通の生活の中に、あたたかさがあります。
    若い人の気持ちになって共感できる。そんな楽しい時間でした。

  • 消化不良のような・・・。中身の薄い内容でした。

  • 大阪の古い写真を集める主人公。28歳、同世代。
    よく知っている大阪の街が舞台だからよくわかる。
    でも、この作品の中に出てくる古い写真が載っていたらもっと良かったのになぁ。

    特に事件というわけでもなく、日常…
    悪くない。でも、強く印象にも残らない、かな。

  • 日記公開みたいな文章。

  • うん。悪くない。登場人物が同い年。

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著者プロフィール

柴崎 友香(しばさき・ともか):1973年大阪生まれ。2000年に第一作『きょうのできごと』を上梓(2004年に映画化)。2007年に『その街の今は』で藝術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、2010年に『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞(2018年に映画化)、2014年『春の庭』で芥川賞を受賞。他の小説作品に『続きと始まり』『待ち遠しい』『千の扉』『パノララ』『わたしがいなかった街で』『ビリジアン』『虹色と幸運』、エッセイに『大阪』(岸政彦との共著)『よう知らんけど日記』など著書多数。

「2024年 『百年と一日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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