- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103058526
感想・レビュー・書評
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この調査は全国的に行われているのかしら?地方でも、こんなかしら?と思います
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一見「うそでしょ?」と思える食卓、「これって自分のこと?」と耳の痛い話、何も疑わず、今の時代こんなもんでしょ?と思っていたことでも、この本を読んで本当にそれでいいの?と己を振り返るいいきっかけになりました。
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我が家の朝食もご他聞にもれず、おのおの通学、出勤時間が違うので「バラバラ食」にならざるを得ないのですが、それにしても生きていくうえで一番大切な『食』がこれほど蔑ろにされていようとは。両親のエゴで子供は犠牲になり、その子が親になると同じことを繰り返すのは間違いないと思われる。こうして家庭はどんどん壊れていくのだろう。皆忙しいのでしょうが、せめて夕食くらいは手作りのご飯をたべさせてやって下さい。それが母親の勤めでしょう!
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産経ニュースの記事を見て興味を覚えた。
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うわー。この調査が本当なら、今や主婦って家庭の料理担当じゃなく、買い出し担当ですね。
でもこれ、現代の主婦の主流じゃないんでしょ?
これが本当に多数派なら、料理本や料理特集の入った雑誌はみんなつぶれちゃうでしょ??
隠すべきだと思う本音(料理なんてしたくないわ)をスパーンと「家族の勝手でしょ」って勢いで言われると、殺伐とします。
上手い不味いはこっちにおいて、料理をしてくれた母に感謝しなければと思いました。 -
最初はキワモノを見る気分で、信じられないような食べ物が並ぶ食卓の写真を眺めていたが、これが現代の普通の食卓だと思うと段々と恐ろしくなってきた。一時「変な給食の献立」が話題になったが、家庭の食卓はもっとすごいことになっている。
この本に書かれている7割以上の記述は、食に手を抜く主婦たち(というか家族の食を預かる立場の人)の創造的な言い訳で占められているのだが、最後まで読んでいくと単純に責められない気もしてくる。
それは、目の前の衝撃的な写真だけに目を奪われず、食卓の裏側を見通してきた著者の、次の言葉にも表れている。
「生活の中に優先される様々なことがあって、食事はその合間になりゆきで出現されるできごとのようになってきている。中食・既製品尽くしの食卓は、いつもその場になって応急的に処理されるようになってきた食事の、象徴のようにも見える。少なくとも、それを主婦の手抜き云々だけで語った時代はもう過去のものとなりつつある。(P.77)」
サブタイトルに「喜劇」とあるけれど、本当は笑い事ではないんだろうな。 -
20100315
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2010.03.14 朝日新聞で著者が紹介されました。
2010.04.11 日本経済新聞に紹介されました。 -
徹底的かつ圧倒的なリサーチに裏付けられた「家庭の食卓」の崩壊。
家庭の食卓が壊れ、家族のあり方が壊れている。
前著「普通の家族がいちばん怖い」ほどの衝撃は正直言って感じない。
だが、自分自身、思い当たる節がまったくないと言い切れないだけに、
岩村さんの調査・分析は本当にコワイ。