一日で鑑賞するルーヴル美術館 (とんぼの本)

  • 新潮社
3.32
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本棚登録 : 54
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106021435

作品紹介・あらすじ

広すぎる、多すぎる、くたびれる-たしかにその通り でもだからといってモナ・リザ見物だけではあまりに悲しい 定番コースとはひと味ちがう、美の迷宮の秘密の急所を教えます。

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号・706.9/Lo
    資料ID・100051428

  • 上級者向けのルーブル美術館ガイド。初見の人には向かないけれど、そりゃもう丁寧に、モナリザ、ニケ、ヴィーナス以外を解説している。おまけにリシュリュー翼3階オランダ絵画室のフェルメールまで割愛。天文学者とレースを編む女があるのに、作品名すら無く、ただフェルメール、と。
    まぁ、これは確かに一日では見切れないな。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:706.9||G
    資料ID:50601198

    ※2011年1月の「気分転換」でも取り上げました。

  • ルーヴル美術館の鑑賞本なのに、モナ・リザもミロのヴィーナスもサモトラケのニケも88点の鑑賞リストに入っていない。
    (一応、その3点がどこに展示されているかの説明はあります)
    なので、この本はその3点だけ見られたらいいや、って人には不向き。また、自分で何を見ていいかわかっている人向きでもない。
    上記の3点+せっかくルーヴルに来たんだから他にももっと見たいな、美術史にはちょっと興味があるんだけど…って人向きかな。
    確かに著者があとがきで書いている通り、著者の研究分野(死生観など)にチョイスがやや偏っている気はするけれど、古代から19世紀の美術史をちゃんと辿っているし、どうやって美術は発展していったか?っていうのが作品を鑑賞しながらわかっていくようになっているのが面白いと思う。

    リストにラファエロもフェルメールもエル・グレコもないのは「?」だけど、その辺は鑑賞者が随時変更していけばいいし。
    こういうのもありではないかと。

  • ナチスドイツの攻撃が始まったときに、ルーヴルの美術品は移動して隠していたから、ナチスは落胆した。フランス人は決してドイツにそれらは渡さなかった。
    フランスでは古代エジプト学が盛ん。これはナポレオンの影響だろうか。

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著者プロフィール

國學院大學文学部教授/ネーデルラント美術史

「2021年 『天国と地獄、あるいは至福と奈落』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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