オタクはすでに死んでいる (新潮新書 258)

著者 :
  • 新潮社
3.40
  • (24)
  • (63)
  • (120)
  • (16)
  • (2)
本棚登録 : 605
感想 : 99
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106102585

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • オタクって、ひとくくりでくくっていませんか?
    時代が違えば、オタクは違う。
    オタクってどんな人か知っていますか?
    自分の持っている、誰も教えてくれなかったオタクの定義をやってくれています。
    オタクを知るには日本の歴史の流れを知ることは必須でした。

  • オタクはすでに死んでいる 最近のオタク批判本かと思ったら違った。まあすなわち、日本全体がそうであるようにオタクも協調の時代から個の時代となったということなのだと思う。後、自分も萌えはあまり分からない。 http://bit.ly/9Zuw73

  •  
    ── 岡田 斗司夫《オタクはすでに死んでいる 20080420 新潮新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4106102587
     
     岡田 斗司夫  評論 19580701 大阪 /
     宅 八郎 おたく評論 19620819 浜松 /籍=矢野 守啓 Yano, Morihiro
     ↑Taku, Hachirou ↓Tako, Hachirou
     たこ 八郎 タレント 19401123 仙台 神奈川 19850724 44 /水死
    /プロボクサー・コメディアン・俳優/籍=斎藤 清作/別称=太古 八郎
     杉村 喜光 ライター 19..0313 静岡 /作詞・漫画“知泉”
    http://twilog.org/awalibrary/search?word=%E6%9D%89%E6%9D%91%20%E5%96%9C%E5%85%89&ao=a
     
     杉村 喜光(知泉)三省堂辞典・発売中!‏ @tisen_sugi · 3時間3時間前
    …… オタクという言葉が80年代初頭に生まれ、オタク評論家とかその
    ジャンルで飯を食う人が出現しやたらマウントしてた。その手のヒエラ
    ルキー世界が嫌いでずっと関わらずにソロオタクだった。気がついたら
    オタクで飯喰っていた人は時代について行けずに卒業していた。自分は
    今でも好きな世界を楽しんでる。
     
     杉村 喜光(知泉)三省堂辞典・発売中!‏ @tisen_sugi · 3時間3時間前
    …… 評論とかするためには世界を俯瞰しなくちゃいけないので、無理
    が出てくるんだよね。オタク的なものって本来そういう物じゃ無く、
    自分が好きなものを追求する姿勢だったハズなので、興味が無いものは
    今でも興味が無い。だから濃くないけどずっとオタクをしている。たぶん
    老後もオタク。
     
    (2014-1956=58)中学時代の友人に同窓会の案内を出すと、返事がきた。
     いきなり「オタクです。」で始まる長文は、自分の思い出だけだった。
    …… 高校時代から上京までに《ジャン・クリストフ》を読破した。
     紀田 順一郎は「読んだ者が語りあわない孤独の書だ」と紹介している。
     
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A4%AA%A4%BF%A4%AF
     ↑おたく ↓オタク
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A5%AA%A5%BF%A5%AF
     
    (20100411)(20180324)
     

  • タイトルがエンターテイメント寄りなのに対して
    中身はすごく真剣で素晴らしいと思う。

    変わってきている日本と、
    その渦中にあってその現状を把握しきれない日本人とを
    愛情をもって描いてくれているんじゃないかと。

    ただ、問題提起しても、その問題を意識していない層には
    きっと響かないんだろうなあ……。

  • 本書の基本的な主張は、オタクを生み出したのは昭和の日本社会であり、昭和の日本がなくなった以上、それを培養器とするオタクも消滅した、というものである。そして、日本論としては、現在の日本社会のインフラや社会システムの大部分が「国民とは昭和の日本人である」という大前提で構築されている以上、いろんなところに問題が生じているのもあたりまえで(だってもう昭和はない=昭和の日本人はいない=われわれはすでに昭和の日本人ではないんだから)、昔を懐かしむ、あるいは、昔に戻そうとするのではなく、「昭和は死んだ」と認めて、新しい価値観と共存していきましょうよ、ということになる

  • 時代や解釈する個々人によって「オタク」の意味内容が変化するのは当り前なのに 
    それを「オタクが死んだ」と表現することに違和感 
    著者は何をこんなに躍起になっているのだろうと不思議に思った 
    現在世間に広く浸透している「オタク」の解釈は「二次元に萌える人々」であるから 
    斎藤さんらによってそのような人々だけにスポットを当てた「オタク」論がなされることは不自然ではないと思う 
    そこを「鉄道の写真を撮っている人だってオタクなんだからその定義は狭すぎる」と言うのは 
    なんだかピントがずれている気もしたり

  • オタクはなぜ死んだのか。「自分の気持ち至上主義」という言葉によって、妙に納得させられた。

  • 松田:読了

  • 自分を基準におたくをみない。
    萌えだけがおたくではない。

  • あらそう、て感じ。

    岡田のオタク論。

    なんかくどい。

全99件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

1958年大阪府生まれ。通称、オタキング。1984年にアニメ制作会社ガイナックス創業、社長をつとめた後、東京大学非常勤講師に就任、作家・評論家活動をはじめる。立教大学やマサチューセッツ工科大学講師、大阪芸術大学客員教授などを歴任。レコーディング・ダイエットを提唱した『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)が50万部を超えるベストセラーに。その他、多岐にわたる著作の累計売り上げは250万部を超える。現在はYouTuberとして活動し、チャンネル登録者数は90万人を超える。

「2023年 『誰も知らないジブリアニメの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡田斗司夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×