- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106102585
感想・レビュー・書評
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オタクって、ひとくくりでくくっていませんか?
時代が違えば、オタクは違う。
オタクってどんな人か知っていますか?
自分の持っている、誰も教えてくれなかったオタクの定義をやってくれています。
オタクを知るには日本の歴史の流れを知ることは必須でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オタクはすでに死んでいる 最近のオタク批判本かと思ったら違った。まあすなわち、日本全体がそうであるようにオタクも協調の時代から個の時代となったということなのだと思う。後、自分も萌えはあまり分からない。 http://bit.ly/9Zuw73
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タイトルがエンターテイメント寄りなのに対して
中身はすごく真剣で素晴らしいと思う。
変わってきている日本と、
その渦中にあってその現状を把握しきれない日本人とを
愛情をもって描いてくれているんじゃないかと。
ただ、問題提起しても、その問題を意識していない層には
きっと響かないんだろうなあ……。 -
本書の基本的な主張は、オタクを生み出したのは昭和の日本社会であり、昭和の日本がなくなった以上、それを培養器とするオタクも消滅した、というものである。そして、日本論としては、現在の日本社会のインフラや社会システムの大部分が「国民とは昭和の日本人である」という大前提で構築されている以上、いろんなところに問題が生じているのもあたりまえで(だってもう昭和はない=昭和の日本人はいない=われわれはすでに昭和の日本人ではないんだから)、昔を懐かしむ、あるいは、昔に戻そうとするのではなく、「昭和は死んだ」と認めて、新しい価値観と共存していきましょうよ、ということになる
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時代や解釈する個々人によって「オタク」の意味内容が変化するのは当り前なのに
それを「オタクが死んだ」と表現することに違和感
著者は何をこんなに躍起になっているのだろうと不思議に思った
現在世間に広く浸透している「オタク」の解釈は「二次元に萌える人々」であるから
斎藤さんらによってそのような人々だけにスポットを当てた「オタク」論がなされることは不自然ではないと思う
そこを「鉄道の写真を撮っている人だってオタクなんだからその定義は狭すぎる」と言うのは
なんだかピントがずれている気もしたり -
オタクはなぜ死んだのか。「自分の気持ち至上主義」という言葉によって、妙に納得させられた。
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松田:読了
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自分を基準におたくをみない。
萌えだけがおたくではない。 -
あらそう、て感じ。
岡田のオタク論。
なんかくどい。