- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106102585
感想・レビュー・書評
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「オタクの神様」が書いた、オタク論。
昔のオタクと今のオタク、何が違うのか。
どうして、「オタクは死んだ」と言えるのか。
「オタク」と「マニア」の違いは?
第一世代オタク=どう思われようが、自分の好きなことを貫き通す世代
第二世代オタク=好きなことを貫くが、社会の目、ポジションを気にする世代
第三世代オタク=自己のアイデンティティーの形成に「オタク」というものが関わる世代
という分け方が、個人的にはしっくりときた。
日本が創生した「オタク」。他国のマネではない、日本オリジナルの文化。
そういう「日本が一番最初に生み出したものなんだよ」という観点から見たら、一読の価値があるのではないでしょうか。
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この本を京王線の中で読んでいたのだけど、となりに座っていた42歳くらいのサラリーマンが「少年マガジン」を読んでいて、これが縮図だと思った。
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ウォーリー所蔵。最近、オタキングのこの人に注目しています。「デブ」の方は読んでいないんですが、
「脂肪」の次は「思考」を整理、という帯にひかれて買ってしまった。まだ読んでいないので、少し目を
通してから持っていくかな。 -
かつてオタクを擁護した人が、最近のオタクに違和感を感じて書いた本だという。調子良すぎるな〜という感もあるが、著者がこれをテーマに一書を完成させようとした心理的変化には興味がある。一種の文化論になっていることを期待し、歴史ジャンルに入れておく。
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本書を読むまでオタクは、子供向けアニメ番組などに熱中しているいい年の大人を蔑む用語だと思っていた。本書のオタク分類に照らし合わせると、自分はオタクじゃなくマニアになる。第六章までは、所謂「昔はよかった」話。しかし、本書の核心ともいえる第七章以降は哲学的でよく分からなかった。P32「オタク人口と市場規模」が興味深い。
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話の書き出しはなるほどと理解できるけど読みすすめてゆくとこじ付けかなといつも思います。そしてさらに読みすすめると、岡田斗司夫はこじ付けっぽいかもしれないけど実は。。。と思考の方向修正をして来るところがスゴイ。洗脳?? 詐欺?? の才能があります。
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オタキングはすでに〜の方が妥当じゃないかなぁ。彼の規定したオタクが現在のオタクをとらえきれなくなったことを持って死んでいると言われても違和感がつきます。
岡田斗司夫がオタクのポジティブな認知に多大な貢献をしたことを認めてもなお、このタイトルはどうかと。