- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122062368
感想・レビュー・書評
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大学で暗躍する『互助組合』の謎。反応を掻き混ぜる以外に使い道のない“スターラー盗難事件”。切断された銅像と雪の上の足跡。そして今回、Mr.キュリーこと沖野春彦がなんと被害者に!?この事件の謎に立ち向かうのは、イケメン俳優にして「春ちゃんラブ」の美間坂剣也。沖野リスペクトによる化学的知識を駆使して新たな名探偵となれるのか!?
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沖野先生のキャラクターにトゲが無くなってきたことが却ってストーリーを展開しやすくなったのか、以前より楽しい作品になってきた印象。ただし、化学探偵というタイトルの持つ個性は益々薄れてきており、単なる学園ものになっているかな。
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今作は一緒に解決しているトラブルが少ない・・?
沖野先生は舞衣のことを猫のように感じでいるのかな
餌をやった猫は-・・下りでそんな気がした
二人の関係がもどかしいような初々しいような・・
進展しないのかな
殺人研究の話は、どうなることかと思ったけどそういうことかー!っと声を上げた
沖野先生は癖はあるけどイケメンということですね -
沖野先生と舞衣の凸凹コンビの行く末が気になるところ。この巻では、ほとんど沖野や舞衣が関与しない第二話、剣也が主役の第三話、沖野先生メインの第四話、舞衣メインの第五話と、レパートリーに富んでいて、新鮮だった。第三話の「科学探偵」の殺人研究は、今まであまりなかったショッキングな展開に、まんまと騙された。第五話の終盤で、舞衣が沖野先生に励まされるシーンでは、舞衣の一生懸命なところと、沖野先生の頼もしさに改めて気づかされる。
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沖野教授猫好きなんか……飼えたら飼えばいいのにね。
研究者には無理そうだけれど。
そして七瀬さんが内面的に少し成長している感じが好きになってきたかも。
いつの間にか自分が当事者になってしまうようになると考えざるを得なくなるってところがちょっと遅かったけど。
相変わらず読みやすくてよかった。 -
沖野先生は凄く好みなんだけど七瀬女史がどうしても合わない。。。
しかし惰性で読んでしまうMr.キュリー。
殺人研究が好きかな。 -
いつも通りの安定感。
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さらっと気軽に読める本です。シリーズものだけど、一話完結型なので少しずつ読み進められるところも良いです。たまに過去の出来事が出て来るけれど、それも含めて途中から読んでもそこまで違和感は無いので気晴らしに読みたい本かな。
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【収録作品】化学探偵と猫騒動/化学探偵と互助組合の暗躍/「化学探偵」の殺人研究/沖野春彦と偽装の真意/七瀬舞衣と三月の幽霊