マルドゥック・スクランブルThe First Compres (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-1)
- 早川書房 (2003年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150307219
感想・レビュー・書評
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吸気◆混合気◆発動◆導火
著者:冲方丁(1977-、各務原市、小説家)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019.2.3
たまにサイバーパンクが読みたくなる。
ただそれだけ。
娯楽としては十分。
映像化が今ひとつ成功してないのが残念。
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マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)
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古書購入
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63:ようやく読めました。描かれる感情の激しさや近未来の世界観が「シュピーゲル」シリーズに続いていくのだと思うと感慨深いです。バロット(をはじめとする登場人物たち)の境遇は悲惨で、性被害を繰り返し訴えられるのは正直、同性としてかなり辛いものがあります。ウフコックという力を得た彼女が、今後どのように変化してゆくのか。どきどきしながら見守ることになりそうです。
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この感覚でかわしていく会話の感じとか、ライトノベルっぽいなあ、と思った。性的描写が多いのにちょっと辟易したけれど、設定上仕方ないかな。海外暮らしをした作者らしく韻をふんだ文章もともなって世界観にはすんなり入りこめたし、盛り上げ方も上手かった。このさきこの女の子を好きになれるかどうかが問題だ。
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映画見てるみたい
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借本。
『天地明察』愉しめたなら…と、お薦めしてもらいました。
借りた直後に作者が逮捕されるというあまりのタイムリーさには驚いた。
SFはあまり読まない。
森博嗣のスカイ・クロラシリーズが最後だろうか。
あの、世界観を理解するまでに有する時間やら労力やらが苦手で、とくにカタカナ名義の登場人物ものは手を出さないようにしていた。
本作はキャラクターも凝っていて、コレクターのくだりは、誰が何の、と何遍も頁を行きつ戻りつしては読み進めた。あらかた登場人物の知識が入って、戦闘が始まると面白くなってきた。
戦闘に魅入られて歯止めの効かなくなる少女と、
守りたいのだけど拒否反応が出てしまう金色のねずみと、
ごっつい元相方の嫉妬と。
ねずみ嫌いだけど、ウフコックは好きです。 -
SFは随分と久しぶり。
というか、結構苦手で敬遠してたのだけど、
聲の形の作者によるマンガを少し読んで興味がわき、以前から我が家にあった3冊を一気に読了。
一気に読むくらいなので、そこそこ面白かったというわけで。
物語はむかつくような設定もありながら
スピード感のある展開に
スリリングなバトルシーン、そしてカジノのシーンも緊張感が半端ない。
奇想天外な登場人物像や彼らの能力も、丁寧な描写で想像力を掻き立てられた。
暴力的な描写が苦手な人はつらいかもしれませんが、
ジャンルとしてSF苦手な人でも読み進めることができるのではないかと思いました。