マルドゥック・スクランブルThe First Compres (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-1)

著者 :
  • 早川書房
3.87
  • (312)
  • (263)
  • (381)
  • (18)
  • (7)
本棚登録 : 2112
感想 : 247
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307219

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 吸気◆混合気◆発動◆導火

    著者:冲方丁(1977-、各務原市、小説家)

  • 2019.2.3
    たまにサイバーパンクが読みたくなる。
    ただそれだけ。
    娯楽としては十分。

    映像化が今ひとつ成功してないのが残念。

  • マルドゥック・スクランブル―The First Compression 圧縮 (ハヤカワ文庫JA)

  • 古書購入

  • 63:ようやく読めました。描かれる感情の激しさや近未来の世界観が「シュピーゲル」シリーズに続いていくのだと思うと感慨深いです。バロット(をはじめとする登場人物たち)の境遇は悲惨で、性被害を繰り返し訴えられるのは正直、同性としてかなり辛いものがあります。ウフコックという力を得た彼女が、今後どのように変化してゆくのか。どきどきしながら見守ることになりそうです。

  • 読んだけど、そこそこ面白かったけど、すぐ続きを読みたいかというとそこまでの執着は出てこないかも。SFをあまり欲してないのかもしれない

  • この感覚でかわしていく会話の感じとか、ライトノベルっぽいなあ、と思った。性的描写が多いのにちょっと辟易したけれど、設定上仕方ないかな。海外暮らしをした作者らしく韻をふんだ文章もともなって世界観にはすんなり入りこめたし、盛り上げ方も上手かった。このさきこの女の子を好きになれるかどうかが問題だ。

  • 映画見てるみたい

  • 借本。

    『天地明察』愉しめたなら…と、お薦めしてもらいました。
    借りた直後に作者が逮捕されるというあまりのタイムリーさには驚いた。

    SFはあまり読まない。
    森博嗣のスカイ・クロラシリーズが最後だろうか。
    あの、世界観を理解するまでに有する時間やら労力やらが苦手で、とくにカタカナ名義の登場人物ものは手を出さないようにしていた。
    本作はキャラクターも凝っていて、コレクターのくだりは、誰が何の、と何遍も頁を行きつ戻りつしては読み進めた。あらかた登場人物の知識が入って、戦闘が始まると面白くなってきた。
    戦闘に魅入られて歯止めの効かなくなる少女と、
    守りたいのだけど拒否反応が出てしまう金色のねずみと、
    ごっつい元相方の嫉妬と。

    ねずみ嫌いだけど、ウフコックは好きです。

  • SFは随分と久しぶり。
    というか、結構苦手で敬遠してたのだけど、
    聲の形の作者によるマンガを少し読んで興味がわき、以前から我が家にあった3冊を一気に読了。
    一気に読むくらいなので、そこそこ面白かったというわけで。

    物語はむかつくような設定もありながら
    スピード感のある展開に
    スリリングなバトルシーン、そしてカジノのシーンも緊張感が半端ない。
    奇想天外な登場人物像や彼らの能力も、丁寧な描写で想像力を掻き立てられた。
    暴力的な描写が苦手な人はつらいかもしれませんが、
    ジャンルとしてSF苦手な人でも読み進めることができるのではないかと思いました。

全247件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

冲方丁の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×