女には向かない職業 (ハヤカワ・ミステリ文庫 129-1)

  • 早川書房
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感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150766016

感想・レビュー・書評

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  • 今さら名作をよんでみました。等身大の名探偵。どんどんよみすすめられた。

  • 久々の海外小説だったので、調子に乗るまであたふた…
    分かりやすい話だったのに。
    だけど昔取った杵柄で、読みだしたらす~いすい、面白かった!!
    国は違えど探偵モノは読む喜びを感じる。
    そしてなぜかいつも犯人に悪感情を持てない…
    時代劇では悪役はいつも嫌なヤツって決まってるのにね。

  •   女探偵もの自体、なかなかお目にかからない。私が読んだ、数少ない海外ものの一つ。
      ストーリーの起伏は激しくない。ゆるやかに、だが飽きない調子を持っている。内容の割にページ数が多いな、などと手に取った時は思ったが、第一印象などあまりあてにならないな、と思うくらい面白かった。訳にも、ありがちな違和感を感じなかった(ように思う)。
      本格モノを志向している人には、やや冗長に感じるきらいはあるかもしれない。

  • 真面目で几帳面、行動力あふれる女探偵コーデリア・グレイが主人公の推理小説。同作者P.D.ジェイムスが書いた『ダリグリッシュ警視』の番外編。
    井戸に落とされ、そこから這い出るシーンが印象的でした。
    名探偵コナンの14巻の後ろで紹介され
    ています。

  • 字が小さくて読みづらかったけど、内容は楽しめました。

    上司が自殺してしまい、一人で運営していかなくてはならなくなった年若い女私立探偵が、初依頼を受けてケンブリッジに行く。

    案件内容は、自殺してしまった息子の死の原因を探って欲しいという依頼。

    自殺の原因を探って行くうちに、他殺を疑うようになっていき...

    展開が目まぐるしい。上司の自殺から依頼を受けて捜査という展開に目が離せなくなります。

    捜査のなかでもハラハラ場面があり驚きました。
    事件から核心→真相→最後まで楽しめました。

    続き物だったら、次も読んでみようと思います。

  • 桜庭一樹著《少女には向かない職業》のレビューで少し触れたので入れてみた。こちらは殺人者ではなく一応、探偵稼業が女には向かない職業となっている。私立探偵、コーデリア・グレイの最初の事件の物語だ。初っぱなから探偵事務所の共同経営者が自殺しひとりで仕事をこなさなければならなくなるコーデリアのもとにある青年がなぜ死んだのか調べてほしいという依頼が舞い込む。自殺か他殺か、彼はなぜ死ななければならなかったのか。ミステリとしてはそれなりに良くできている。犯人の予想は簡単に立ったが。また翻訳書であるということを前面に押し出した文体が古い。もちろん初版は80年代だということを考えれば仕方ないことかもしれないが。

  • もう何年も前に読んだやつ。
    これを読んだとき、小説を読むのが苦手だなあと思いました。
    英語を訳しました!という感じの文章。
    それに、描写が結構詳しい。そのせいか、場面ごとの風景はよく思い出せる。

  • 本格派ミステリーというだけあって、話の筋は文句のつけようもない完成度。しかしそれを訳が全てぶち壊している。もとの英文が想像できるような訳。それが好みの人もいるかもしれないが、私には読み辛さしか感じさせなかった

  • 装丁が好き。

  • コーデリアのキャラがいいですね。
    ストーリの展開もスピーディーといった感じではないものの地に足のついたしっかりとした展開になっています、

    「描写が少しくどいかな?」とも思いましたが、読み進めるにつれランナーズハイのようにストーリーだけでなくこういう描写を読んでいくのも、楽しみになっていきました(笑)

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