- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150766016
感想・レビュー・書評
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前半の読みにくさ。遅々として進まないストーリー。
わざと難解にしてるとしか思えない句読点の少なさ。
それらもすべてラストの主人公の独白ですべて覆る!
最後まで、必ず最後まで読んでほしい作品。 -
昔からある小説だと思うけれど、装丁カバーが刷新されたのか、とても惹きつけられてやっと読んだ。いや、良かった~。女探偵のミステリー小説であることは間違いないんだけれど、主人公・22歳コーデリアの心理描写だけではなく他の登場人物の人物造形や設定がしっかり描写されているからか、場面を想像しやすく先が気になるいいエンタメ小説のようだった。 作者は寡作な作家だったらしいので同じ主人公の続編が1編しかないらしいのが残念だけれど、まああるだけいいか!と思うことにする。
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2023/11/05
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miyacococoさん、『皮膚の下の』ですね!私も今ダルグリッシュ警視物読んでます。分厚くて返却日までに読めるか心配‥miyacococoさん、『皮膚の下の』ですね!私も今ダルグリッシュ警視物読んでます。分厚くて返却日までに読めるか心配‥2023/11/05
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111108さん、そういえば以前コメントでおっしゃってましたよね。分厚いんですね~(((^_^;)やっぱ年末とかにしようかしら(笑)111108さん、そういえば以前コメントでおっしゃってましたよね。分厚いんですね~(((^_^;)やっぱ年末とかにしようかしら(笑)2023/11/05
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描写が細かくのめり込むように読めた。一昔前のイギリスの雰囲気がおしゃれでよかった。
コーデリアちゃんの幸が薄いけど逞しいところが好き。
もっと活躍が見たいので『皮膚の下の頭蓋骨』も読みたい。 -
イギリスの少し古めの推理小説に抵抗がなければ、楽しめる。
出版が時代的に少し古いので、そのためか翻訳されている会話も少々堅苦しいセリフ回しが多い。また、文章も回りくどい。
英語を忠実に、そのまま前から訳したような文章が、読むリズムをもたつかせる。 -
学生の頃に自分で作ったランキングの上位にあるが内容を覚えてない本が意外と多い。これもその一冊だがまったくの初読のように楽しめた。まだ女性私立探偵が女性らしく描かれなかった時代に書かれた男社会の中で抗う22歳の私立探偵コーデリア。自殺した息子の動機を調べてくれと依頼される。この話は二重構造になっていて、事件を解決するコーデリアの推理譚の一方で、自殺した元パートナーの元上司でラスト数ページで現れたダルグリッシュ警視が倒叙ミステリのようにコーデリアの秘密を追い詰めていく。だが決して敵対的ではない。ダルグリッシュはコーデリアに目を細める。若いコーデリアの成長と今後を期待させる、PDジェイムスらしからぬ面白さの傑作
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読みやすく面白かったです。この作品のオマージュ本が出たので、読みました。
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探偵事務所の主を自殺という形で失った女探偵コーデリア。
新米探偵が依頼を受けた、ある青年の自殺の理由。
今は居ないバーニイの教えを胸に刻みながら
ひたむきに事件の真相を暴いていく。
コーデリアが危険な目に合いながらも冷静に切り抜ける姿に頑張れ!って言いたくなる。
後半は、そっちに行くか~って感じの事件解決だったけど
探偵として頑張るコーデリアを応援したくなりました。