天国でまた会おう(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫 ル 5-1)

  • 早川書房
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784151814518

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めた途端に「え!?どういうこと」となって、上巻を読み終わった時点では物語の終結がどこにいくのか全くわからない。主人公がハッキリとするまでは少々読み進めにくかったけれど、いったんハマルと一気にに読んでしまう。

  • 2016.7.15

  • 第一次世界大戦末に運命が分かれた者たちを描くフランス小説。

    この時代の小説は初めて読むし、その上フランスが舞台という事で背景感がつかめず苦闘しました。
    また、視点が章の中でも変わるので読みにくかったです。
    ようやく慣れてきたところで、物語が動き出して面白くなってきました。

  • 2016・2・11読了。

  • 2人の運命は苛酷だけれど中々面白くならない。感想は下巻で。

  • 第一次大戦末期から戦後にかけてのドラマ。戦場で九死に一生を得た兵士、下顎を失う兵士、出世欲が強い没落貴族の下士官、が登場。この上巻はまだ本筋はあらわれてこず、下巻で一気に物語が回転する予感。

  • 2016/1/30購入
    2018/8/9読了

  • (2016/01/18読了)

  • 去年の読み始めはアレックスで楽しませていただいたからというわけでもないのだが今年もピエール作品でスタートすることになる。
    顔を溶かした前作同様今回も顔半分を吹き飛ばしまさに畸型フェチ全開ミステリーかと思いきやどうやら趣きが異なるようで…ググればゴングール賞なるものはエスプリの効いた純文学に贈られる仏版芥川賞らしくそこは納得。
    しかしながら我々日本人と西洋人の思想の乖離は如実(特に戦争というとてつもないものには)で前説然とした展開と併せて非常に読みにくい。
    さて後半はどうなるのか?期待感だけは半端ない

  •  休戦間近の戦線において、主人公アルベールは上官が敵の攻撃に見せかけ部下を撃ち殺し、戦意向上させようとしていることを目撃する。
     そして上官に生き埋めにされそうなところをエドゥアールに救出されるが、エドゥアールは大怪我を負ってしまい、戦後のアルベールはエドゥアールの世話に追われてしまう。
     上巻はほんとに舞台設定の説明のみという感じ。
     出てくる人々が大抵駄目で、いわゆるきれいなヒーローやヒロインは存在しな
    い。特にエドゥアールの姉のマドレーヌがすごい。なんだこの迫力は。
     エドゥアールのうつろな穴というか、なんだろう、モンスター化しているとこ
    ろが怖い。あと運命の皮肉さ。
     下巻が楽しみ。

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