発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152084262

感想・レビュー・書評

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  • 『第1章 イノベーションの原点』
    本書の目的は、そのクリエイティブな手順を明らかにすることだ。

    『第2章 創世記の翼で飛びつづける』
    『第3章 イノベーションは見るところから始まる』
    ・私たちはモニターに製品について検討してもらう調査方法は好まない。十リアのマーケット・リサーチにもあまり関心はない。私たちはその源に行く。これからつくろうとしている製品に似たものを実際に使っている人びとのところへ行くのだ。
    ・企業は顧客にたずねるべきではない。顧客が本音を言わなかったり、明確に認識していなかったりするからだ。
    ・製品を名詞ではなく動詞で考えるのが役立つこともある-携帯電話ではなく、携帯電話をかけるというように。

    『第4章 究極のブレインストーミング』
    ・ブレインストーミングはスキルあるいは技術である。頻繁に(ほぼ毎日)行わなければならない。

    『第5章 クールな企業にはホットなグループが必要だ』
    ・活気あるプロジェクト・チームは、明確な目標と厳しいデッドラインのもとに結成される。

    『第6章 プロトタイプ製作はイノベーションへの近道』
    ・重要なのは、ボールを前に投げれば、目標の一部が達成されるということだ。
    ・アマゾンの創業者、ジェフ・ベゾスは行き先を決めないまま引越しのトラックを走らせた。ベゾスの行動はまさに、イノベーションを生む人びとの毎日の行動である。問題を部分に分け、「他のことをしながら」同時に意思決定をする。

    『第7章 温室をつくろう』
    『第8章 予想外のことを予想する』
    ・アイボリー石鹸、マジックテープなど、アクシデントを成功に結びつけることが必要だ。

    『第9章 バリアを飛び越える』
    『第10章 楽しい経験をつくりだす』
    ・ワイン試飲教室、テニスのレッスンなど、「経験の贈り物」の人気が急上昇している。新しい経験を企画することは、人とつながる方法を見極めることに近い。

    『第11章 時速100キロのイノベーション』
    『第12章 枠をはみだして色を塗る』
    『第13章 「ウェットナップ」インターフェースを探して』
    ・ウェットナップ・インターフェース:使い捨ておしぼり-「破って開けて、お使いください」-と同じくらい簡単に使えるようにつくられた製品である。
    『第14章 未来を生きる』
    『第15章 完璧なスイングを身につける』

    ----------以下感想----------
    具体例がたくさん出ていて、納得しながら読めた。

  • ブックオフで購入した中での最高傑作。革新を産むアイデアの具現化方法が開示されている。一押しの本として周囲にも紹介している。続編にも期待。

  • プロジェクト参考図書として久々に読み返してみた。やっぱり自分の求める働き方の一つの理想形はIDEOにあるな、と再認識

  • 明日amazonから届く予定!
    違う部署の部長?さんと創造性ってなんだろう?って
    会話をしてる中で、この本を紹介してもらいました。
    話を聞いてるだけでうずうずしてしまっただけに、早く読みたい!

  • 人生の書です。死ぬまで読み続けたい。

  • ラピッドプロトタイピングとか、色々参考にできる要素はあるけれど、何よりもきちんと取り入れたいのは「経験をデザインする」という発想。僕らの会社の扱う商品は空間であり、経験そのものなので。これは一般的な商品だけじゃなく、コンサルタントとのコンタクトだとか、会社での応対だとか、あらゆる部分を「商品」として見直したい。

  • 資料ID: W0159572
    請求記号: 336.17||Th 7
    配置場所: 本館2F手動式書架(千葉)

  • アメリカのデザイン会社『IDEO』の本を読みました。
    いやー、勉強になりました。
    物事を観察すること、アイデアの出し方、プロトタイプモデルの重要性などが書かれてて、インダストリアルデザインを勉強している僕にとっては、感心させられる本でした

  • 以前レビューした「イノベーション達人」の前に出た本です。アメリカで有名なデザインコンサルファームIDEOを例にイノベーションをいかにして創造するのかに着目した本。

    ?マークがつく例もありますが、やはりイノベーション系の本には例が豊富についてるほうが分かりやすく説得力もあるなと。普通に教養書としても勧めたいですね。

    日本には何故IDEOのようなデザイファームがないんでしょうかね。昔はIDEOの東京事務所もあったみたいですが。

  • The art of innovation

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著者プロフィール

共同経営者として兄のデイヴィッドとともに、IDEOをわずか15人のデザイナー集団から従業員600人の会社へと成長させる。広報やマーケティングの面でリーダーシップを発揮し、ベストセラーとなった『発想する会社!』『イノベーションの達人!』を上梓。イノベーション文化を築き、組織の潜在的な創造力を引き出す方法について世界30カ国以上で講演する。UCバークレーのハース・ビジネススクールと東京大学の「iスクール」でエグゼクティブ・フェローを務める。

「2014年 『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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