発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
- 早川書房 (2002年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152084262
感想・レビュー・書評
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【備忘録メモ】
<ブレストを台無しにする6つの落とし穴> ~77頁
◆上司が最初に発言する
◆全員に必ず順番が回ってくる
◆エキスパート以外立ち入り禁止
◆社外で行う
◆ばかげたものを否定する
◆すべてを書きとめる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界有数のデザインの企業IDEOについての本
写真・例が多くて読みやすい。おすすめ! -
デザインファームIDEOに関する書籍。
10年くらい前の本ではあるが、紹介される発想に関しては今でもハッとするものが多い。
iPhoneが創りだされたのもここで紹介されているAppleのイノベーションを産み出す力が継続されていることが伺える。
ここ数年、自分としては論理的思考力を高めようとしていたけど、それによる閉塞感も何となく感じていた。
論理的思考の壁というかガチガチに固めて考える限界はロジックを積み上げて考えることに慣れると自分の箱庭から抜け出せなくなってしまう恐れがあること。
それを抜け出すため、発想するためにはある程度の余裕というか遊びが必要。あとは飛び出るアイデアが出せる環境。
これと論理的思考のバランスが取れればもう少し井のベーティブな発想ができるのでは無いかと感じた。 -
ピッピに貸した。
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最高峰のデザインファームIDEOのデザイン思考のプロセスが学べる本。
プロトタイプ作成やブレインストーミングなど、事例を踏まえて学べる。 -
デザインとはメカ、外装、それが使われるシチュエーションすべてをデザインすること。
日本の技術者が弱いところをアメリカはフォローできている。 -
内容はいいけど、読みにくいし、クドイ(この訳は苦手だ…)
・ブレストをやって、プロトタイプを作る。
・自由で遊べる職場環境から自由な発想が生まれる。
・外に出て、現場で使ってる人を見れば、何かが見えてくるかも。
(デザイン会社なら)こういうのって、理想的かも知れないですね。
ただ、内容的には製品の自慢話が多くてちょっと飽きます。
もう少しスッキリ書いてくれたら良かったんですけど。
「コレは使える!」って部分が少なくて、「面白そうな会社だなー」が勝ってしまったのでチョット低評価。
デザイン系の仕事をしている方ならいいのではないでしょうか。 -
IDEOという会社でのプロジェクトへの取り組み方や考え方が書かれている本である。会社の創造力を高め、文化を育て、持続的にイノベーションを生み出しつづける方法が記されている。
ブレーンストーミングの方法、デザイン思考など、学びの多い書。 -
AUや無印良品のプロダクトデザインで有名な深澤直人氏が所属していたこともある著名なデザイン集団、IDEOの発想→開発→商品化の際に置けるメソッドを実際のプロジェクトの実例と共に紹介している。ブレーンストーミングに置けるアプローチは大変参考になったし、クリエイティブな環境を作る為の組織論/オフィスの作り方にも細かな所で気を使っているのがよくわかった。