発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法

  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152084262

感想・レビュー・書評

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  • 【備忘録メモ】

    <ブレストを台無しにする6つの落とし穴> ~77頁
    ◆上司が最初に発言する
    ◆全員に必ず順番が回ってくる
    ◆エキスパート以外立ち入り禁止
    ◆社外で行う
    ◆ばかげたものを否定する
    ◆すべてを書きとめる

  • 世界有数のデザインの企業IDEOについての本
    写真・例が多くて読みやすい。おすすめ!

  • デザインファームIDEOに関する書籍。

    10年くらい前の本ではあるが、紹介される発想に関しては今でもハッとするものが多い。

    iPhoneが創りだされたのもここで紹介されているAppleのイノベーションを産み出す力が継続されていることが伺える。

    ここ数年、自分としては論理的思考力を高めようとしていたけど、それによる閉塞感も何となく感じていた。

    論理的思考の壁というかガチガチに固めて考える限界はロジックを積み上げて考えることに慣れると自分の箱庭から抜け出せなくなってしまう恐れがあること。

    それを抜け出すため、発想するためにはある程度の余裕というか遊びが必要。あとは飛び出るアイデアが出せる環境。

    これと論理的思考のバランスが取れればもう少し井のベーティブな発想ができるのでは無いかと感じた。

  • ピッピに貸した。

  • 本気でイノベーションを考えている会社の実践の経験が伝わってくる良書だった。

    会社を前進させる創造的な方法をスタッフが常に考えている会社であれば、最後にはかならず成功するのだ。

    社員を自由にしてその創造力を思い切り発揮させることには、はかりしれない価値がある。
    時間の無駄だって?いや、私に言わせれば、それはちがう。チームのメンバーがいつも仲良く、しかも何かしたくてむずむずした状態でいられるのは、こうした抑えきれない遊び心のおかげなのだ。

    プロジェクトは伝染性があり、たまらなく面白かった。イノベーションに挑戦しようとするとき、小さなアクシデントはときどき起こるものだ。それはイノベーションの領域の一部なのである。型にはまった仕事の繰り返しは、イノベーションの敵である。

    まずだれかが夢見るからこそ、そのあとだれかが実現させるのではないだろうか

    大切なのは、たとえば明確な目標意識をもつチームづくりと、そこにかかわるメンバーの結束である。本書を読めば、彼らのイノベーションを支えているものが、実は遊び心を重視してすべてを楽しむ呆れるほどの陽気さ、失敗を成功に変えてしまうしたたかさ、そして泥臭いと思えるほどの地道な努力と粘り強さであることに驚くだろう。

  • 最高峰のデザインファームIDEOのデザイン思考のプロセスが学べる本。
    プロトタイプ作成やブレインストーミングなど、事例を踏まえて学べる。

  • デザインとはメカ、外装、それが使われるシチュエーションすべてをデザインすること。
    日本の技術者が弱いところをアメリカはフォローできている。

  • 内容はいいけど、読みにくいし、クドイ(この訳は苦手だ…)

    ・ブレストをやって、プロトタイプを作る。
    ・自由で遊べる職場環境から自由な発想が生まれる。
    ・外に出て、現場で使ってる人を見れば、何かが見えてくるかも。

    (デザイン会社なら)こういうのって、理想的かも知れないですね。

    ただ、内容的には製品の自慢話が多くてちょっと飽きます。
    もう少しスッキリ書いてくれたら良かったんですけど。

    「コレは使える!」って部分が少なくて、「面白そうな会社だなー」が勝ってしまったのでチョット低評価。

    デザイン系の仕事をしている方ならいいのではないでしょうか。

  • IDEOという会社でのプロジェクトへの取り組み方や考え方が書かれている本である。会社の創造力を高め、文化を育て、持続的にイノベーションを生み出しつづける方法が記されている。
    ブレーンストーミングの方法、デザイン思考など、学びの多い書。

  • AUや無印良品のプロダクトデザインで有名な深澤直人氏が所属していたこともある著名なデザイン集団、IDEOの発想→開発→商品化の際に置けるメソッドを実際のプロジェクトの実例と共に紹介している。ブレーンストーミングに置けるアプローチは大変参考になったし、クリエイティブな環境を作る為の組織論/オフィスの作り方にも細かな所で気を使っているのがよくわかった。

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著者プロフィール

共同経営者として兄のデイヴィッドとともに、IDEOをわずか15人のデザイナー集団から従業員600人の会社へと成長させる。広報やマーケティングの面でリーダーシップを発揮し、ベストセラーとなった『発想する会社!』『イノベーションの達人!』を上梓。イノベーション文化を築き、組織の潜在的な創造力を引き出す方法について世界30カ国以上で講演する。UCバークレーのハース・ビジネススクールと東京大学の「iスクール」でエグゼクティブ・フェローを務める。

「2014年 『クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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