発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法
- 早川書房 (2002年7月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152084262
感想・レビュー・書評
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IDEOというアメリカの会社の紹介とアイデア発想のやり方
2002年出版ということもあり、2018年に読むと実績として紹介される製品が技術的にかなり古い印象を受ける。アイデア発想の素晴らしさはよく伝わるが、半分くらいは実績の紹介なので、旬が過ぎた感が否めない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
メモ
ブレストの7つの秘訣
1焦点を明確にする 目指すのは具体的だが、実現可能なソリューションを限定しないテーマ
2遊び心のあるルール
3アイデアを数える
4力を蓄積し、ジャンプする
5場所は記憶を呼び覚ます
6精神の筋肉をストレッチ
7身体を使う -
世界的デザインファーム、ideoの創業期を描いた書籍。
デザインシンキングの紹介という側面もあるが、創業期の遊び心やワチャワチャ感が実態として伝わってくることが面白い
グルーガンで部屋を蜘蛛の巣状にしたり、人の机の上のものを全て糊付けしてしまうなど、イタズラゴコロに溢れた文化ぎ伝わってくる。
そういった遊び心と、ビジネスとしての厳しさ、目標達成といったものをどう両立していたか、ということについては残念ながら記載されていないが、そういった遊び心の大切さは伝わってくる -
途中でタイムリミット。IDEOという会社が持つチーム組織としてのアイデアの発想力について、様々な開発事例を元に紹介されている。
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"会社の創造力を高め、文化を育て、持続的にイノベーションを生み出しつづける方法を解説しています。
推薦者:『人事課』 -
アイディアをどう生み出していくかIDEOというデザインファームを事例に書かれている。イノベーション=観察すること、名詞でなく動詞で考える、インスピレーション、ブレインストーミング、遊び心、スペースを重視せよ、プロトタイプ製作、予想外のことを楽しめ、ラスベガスに行け、ルールを変える、他家受粉せよ、等楽しみながら発想を身に着けていく素晴らしい書である。14年前のものだが全く色あせていない。壁を破ること等参考にしていきたい。
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商品を観察するのではなく、その商品を使っているひとを観察することで、本質的な課題を見出せるという話。イノベーションを起こし、クリエイティブであろうとするならば、まず消費者行動を観察することから始めるとよい。
IDEOが他者とちがうのは、多くの活力を注いで観察を裏から支えていることだ。そして、いくつかのよい方法を考えだして観察の質を高めてきたことである。 -
デザイン思考の源流が知れる本。フィロソフィーを感じられる部分と、有益な気をつけるべきいくつかの項目を提示してくれているのがよかった。体得はまた別問題だけど。
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全て実践するのは難しいだろうけど
できるところからやっていこう