少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 5902
感想 : 901
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152089953

感想・レビュー・書評

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  • 女子高生が死について考える小説。
    俺も中学高校の時はよく死について考えていたから、少なからず共感を覚えた。もちろん、今は考えることはしていない。
    ただ、どうしても暗い話しで終わるのはちょっと好きなれない。
    最後の章を読まなければすっきり終えたんだけど、残念。

  • 湊かなえ
      早川書房 (2009/1)
      (ハヤカワ・ミステリワールド)

    独りよがりで多感な少女時代 そんな少女がこわいくらいうまく描かれています
    でも、登場人物がみごとに繋がっていく結末は みごとすぎて ちょっとついていけませんでした

    「告白」のあのゾワゾワ感もありませんでした
    ただやはりうまいです
    ずわわ~と引き込まれて読みました

    ≪ 少女らの 無知な残酷 深い傷 ≫

  • 因果応報。
    最後の最後まで楽しめました。

  • 主人公の女子高生たちの、死に対する意識の軽さを描くのがものすごくうまいなぁと。本文大部分で展開される出来事はあっさりしていただけに、ラストシーンで混乱して再読→あぁ、そういうことかと解る。それにしても、女子高生たちの恐ろしさよ…。イジメってそういうものなんだろうけどさ…。

  • 最後まで「因果応報」が軸になっているお話。
    湊さんの作品は「告白」しか読んだことがなかったから、予想よりもこの本が爽やかで驚いた。
    いろいろな伏線があって、最後の最後まで楽しめる。

  • 二人の視点で描かれているところがおもしろかった。
    ブラックな感じだった

  • 因果応報ですね。

  • 代わる代わる登場する、二人の少女。

    なんだかジメジメした話だなーとか思って読んでいたら、徐々に引きこまれて、最終的にはドバーっと読んでしまいました。

    伏線はどれも回収前に予測できる感じなのですが、書き方がうまいというか表現がうまいというか、おもわず何度も読み返して湊さんすごいなぁと思ってしまいました。

    因果応報のきっかけは誰がもたらすのか。
    悪意とは。
    死とは。
    ぐるぐると続く輪廻のように、この小説を読んじゃいました。

  • ずいぶん前に読んだので、あまり詳しくは覚えてないけど、自分は割とおもしろく読めた。

  • 伏線いっぱいすきー

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著者プロフィール

1973年広島県生まれ。2007年『聖職者』で「小説推理新人賞」を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビューする。2012年『望郷、海の星』(『望郷』に収録)で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞する。主な著書は、『ユートピア』『贖罪』『Nのために』『母性』『落日』『カケラ』等。23年、デビュー15周年書き下ろし作『人間標本』を発表する。

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