送り火

著者 :
  • 文藝春秋
3.40
  • (32)
  • (68)
  • (169)
  • (13)
  • (3)
本棚登録 : 439
感想 : 82
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163223704

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ちょっと大人な感じだった。重松さんらしいけどちょっとオトナと思った。08.08読了。

  • くらいなぁ・・

  • 読んだ冊数カウントのため乗せる。

  • 私鉄沿線が舞台の、怖く切なく物悲しい短編集。富士見地蔵の「ハードラック・ウーマン」は怖かったなあ。あと「漂流記」も。「かげぜん」「よーそろ」「家路」が好き。「家路」は幸せにあってほしいと思う。未読だと思って図書館で借りたけど前に読んだことあったみたい。思い出せないくらい薄れてたけど。(2007/8/7)

  • 富士見線にまつわる短編集。怖いような、じんとくるような。やっぱこの人の基本は「家族」なんだろうな、きっと。

  • 不死身のババアの話の「フジミ荘奇譚」、地蔵の作り話をした「ハードラックウーマン」、陰膳した「かげぜん」、公園デビューの少し怖い話の「漂流記」、列車飛込み自殺の「よーそろ」、パンクの「シド・ヴィシャスから遠く離れて」、遊園地の「送り火」、帰れない幽霊おじさん「家路」、もういくつ寝ると・・・「もういくつ寝ると」。

    怖い話もあり、心が動いたりもしたりして。「よーそろ」の話が一番好きですね。

  • 結構話題になっていたのでず〜っと読みたかった1冊。

    ファンタージーホラーって感じかな?!
    短編集です。
    最後に「ほろっ」と来てしまうようなものもあれば
    ずっしり重くって考えてしまう作品もあります。
    この人の作品って何冊か読んできたけど、色々なタイプがあって面白いです。

  • 重松清の作品は好きでよく読むんだけど
    短編集は特に切ない話が多いです。
    表題の「送り火」など特に
    自分の身の回りや身の上に起こりそうな
    題材がほとんどなので感情移入しやすいです。

  • 盛りを過ぎた人々の憂鬱と充足を書くのが巧い。この作家さん。アーバンホラーだそうだけど、ホラーでは無いなぁ。

  • 『いってらっしゃい』とか『ただいま』とか、『お帰りなさい』とか、そういう台詞ってみんなが同じ場所にいたら永遠に言えないんですよ。で、『ただいま』や『お帰り』ってすっごく家族でしょ。家族っぽいでしょ、好きなんですよ。私、『ただいま』と『お帰り』が。335佐々木

全82件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

重松清の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×