送り火

著者 :
  • 文藝春秋
3.40
  • (32)
  • (68)
  • (169)
  • (13)
  • (3)
本棚登録 : 439
感想 : 82
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163223704

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やっぱり上手いなと思わせてもらえる。
    短編集。
    富士見線と不死身とかかけてあるのかなー思ったりした。
    心にくる感動できる本。

  • 大人向けでちょっと暗くて、げんなりしてしまった。でも「よーそろ」はすごくよかったです!

  • 夜中に読んだらゾッとした。
    気のせいか…

  • 鉄道が街をつくり、街に人生が降り積もる。黙々と走る通勤電車が運ぶものは、人々の喜びと哀しみ、そして…。
    <br>9編からなる短編集。『世にも奇妙な物語』を彷彿とさせる不思議でホラーな作品が多いです。しんみりしたり、ゾクゾクしたり、じーんとしたり忙しかったです。

  • 都市伝説の類にスポットを当てた、重松清にしては珍しい種類の短編集。少し怖かったり、でもやっぱりホッとできたり、ほどよい読後感が残ります。

  • ホラーっぽいけど、明るい重松さんで、読んでて気が重くなることはなかった。よかった。ちょっとジーンときた。

  • 富士見という都市で起こる様々な不可思議な出来事を描いた短編集。
    ただのくだらないホラーだけではなく、心の温まるホラーや、現実の些細な不思議も描かれていて、重松清の実力を感じた。
    しかし、面白い作品もあるが、そうでない作品も多いため、いまいち楽しむまでには至らなかった。

  • まさに重松パワー全開!アーバン・ホラーということらしい。ホラーっていうよりは「優しい、あったかなホラー」っていうところだ。

  • 短篇集。ある作品で、涙が止まりませんでした。きっとまた再読する。

  • 私鉄沿線――希望と悪夢を乗せて、快速電車は走る。鉄道が街をつくり、街に人生が振り積もる。黙々と走る通勤電車が運ぶものは、人々の喜びと哀しみ、そして……。街と人が織りなす、不気味なのにあたたかな、著者初のアーバン・ホラー作品集!

全82件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

重松清の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×