Op.ローズダスト(上)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163245003

感想・レビュー・書評

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  • やっぱりおっさんと青年のペアの話。だけどやっぱりはまっちゃうんだなあ。(2007/9/1)

  • もはや映画化不可能と言われる壮大なスケールを持つ大作です。
    政治的思惑と個人の感情が渦巻き、下巻へと続く流れの中で次第に物語りに引き込まれてゆく・・・。

  • かなり分厚く、話もややこしかった。
    けれどそれに勝る完成度の高さ、主人公の成長?などが読み手まで確かに伝わってきた。

    実際日本にありえない、とは言えない現実味ありふれる内容。
    これからの未来がかなり心配にもなった。

  • 感想は下巻にて。

  •  表紙に惹かれて買ったものですが、分厚いし読み応えはありました。ただちょっと難しいところとかあるので、本が好きでない人にはおすすめできません。分厚いですが途中で投げ出さないでね!

  • 待ってました!新作!
    続きが気になって一気に読了。
    朋希と一功の関係がツボでした(…)
    元親友、今は敵。
    ちょっと一功は朋希のこと好きすぎだよね。

  • 丹原朋希と入江一功が愛した堀部美佳が市ヶ谷の野望で殺される。恨みに思った入江が復讐に動く。テロリストの名前は『ローズダスト』堀部と3人で作った新語。朋希はダイスに留まる。二人の対決がはじまるが・・・・警視庁公安の並河が朋希とコンビを組み事件解決に挑む。テロリストとの決着は?(上巻)

  • ●『イージス』や『ローレライ』はわりと一気に読んだのに、本作は思ったよりサクサク読み進められず、時間がかかりました。福井作品としてのグレードは『川の深さは』あたり?

    ●簡単なあらすじ。
    ネット財閥として名をなすアクトグループの役員が爆殺された。
    表の被疑者としては、かつて世を騒がせた神泉教の名が挙がったが、裏では北の関与が噂されるこの事件の現場で、公安四課のお荷物“ハムの脂身”こと並河は、防衛庁職員だというある若者と遭遇してしまう。
    彼、丹原朋希こそ、今回のテロの中心人物である入江一功と深い因縁を持つ人物であり、消せない過去を背負いながら、彼らを追い続ける市ヶ谷=“ダイス”の一員だった。・・・

    ●朋希くんと並河のおっさんの関係性は、『亡国のイージス』における如月行&仙石曹長ってことで、8割おわかりいただけるかと。
    もちろん、そっくり同じてことはないですし、朋希くんの性格はあんまり如月くんには似てませんけどね。
    むしろ、ライバルの一功の方が、ものっそい優秀でクールて点では如月タイプかなあ。
    この作品も、他の福井作品同様に映像化されるのかな?
    お題が“国家再生”(・・・)だし、お台場を舞台に香港映画かハリウッドばりのアクションをやらかすので、某都知事とフジがオウケー出したら、すぐやれそう。
    それならキャスティングを決めねばなりませんな!以下続く。←続けるな。

  • 行もいいけど朋希もよわっちくて可愛いな〜

  • 「またダイスかよ!」「また市ヶ谷かよ!」「また中年オヤジとエージェントのコンビかよ!」
    なんて馬鹿にして手にとらずにいる……なんて人はいないだろうか。
    それ、むっちゃくちゃにもったいないから!
    騙されたと思ってまずはページを追っていってほしい。
    読者をグイグイ引っ張っていく筆力と構成力はさすがこの著者で、上下巻最後までこちらを飽きさせなかった。
    753や風船など、小ネタも効いてる^^

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著者プロフィール

1968年東京都墨田区生まれ。98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年刊行の2作目『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。05年には原作を手がけた映画『ローレライ(原作:終戦のローレライ)』『戦国自衛隊1549(原案:半村良氏)』 『亡国のイージス』が相次いで公開され話題になる。他著に『川の深さは』『小説・震災後』『Op.ローズダスト』『機動戦士ガンダムUC』などがある。

「2015年 『人類資金(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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