アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない (Bunshun Paperbacks)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163707501

感想・レビュー・書評

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  • 町山さんが好きでラジオも良く聞く。アメリカは宗教国家であり、ブッシュが愚かであることが良くわかる。

  • やっぱりアメリカやね。バカばっかり?

    それなのに日本はこんなにもアメリカの顔をうかがうのかね。

    日本のほうが教育が優れている。
    何が優れているのかってぇと社会主義的といえばいいのか
    落ちこぼれがとても少ない。

    それが国としていいことなのかどうなのか。

    大人しい人間をつくっていることは確かでしょう。
    それは良いも悪くもなく、
    日本人が望む人間を日本人が作っているだけなのですよね。

    だからアメリカが良いだの悪いだの
    日本が比べてどうだなんてことはどうだってよくて

    じゃぁ私はどうするのかってことなだけ。

    本を読みすぎると考える力が落ちるというデータもあるそうです。
    答えをそこに見出しちゃうからね。

    本はいっぱい読んでそれはあくまでもベースとして、
    その上の答えをいかに自分で作り上げるのかということを忘れてはいけない。

    なんども自分に言い聞かせよう。


    んで、
    まぁこの本は面白い。
    アメリカは腐っている。
    にも関わらず、腐っていると思っている人が世の中に少ないということは立派だと言えるかもしれない。

  •  タイトルからして衝撃的な、しかしそれはれっきとした事実であるという前書きから始まるアメリカ在住の筆者によるコラム集。

     いつもいつもの事ながら、筆者の視点が素晴らしい。市井の人間としてのアメリカ観、貴重。

  •  福音派、というものを初めて知りました。どんな所にも至上主義が存在するのですね。こわい、こわい。
     こんな問題山積なのに、どっこい国としての成り立ちを失わないアメリカという国は、逆にすごいと思います。

  • おもしろすぎて一気に読んだ。

    著者の書き方がうまいのもあると思うが、極端すぎるぜアメリカ。「聖書原理主義の」クレイジーさといったら、めまいがする。

    アメリカ在住の著者による、おもしろがりながら、冷静に観察しながらのコメントが、ぞくぞくするほど面白い。

    本書が書かれたのはブッシュ政権のまっただなか。
    オバマ政権下で変化はあったのだろうか?
    著者による最新のアメリカ政治コラム続編を期待する。

  •  アメリカのぬぐい去りがたい暗黒面を垣間みることができた。もちろんコレが全てではないと分かるけれど、日本人の持つ欧米諸国への劣等感は少しくらい軽減されてもいいと思う。世界のどこを見渡しても、愚か者ばっかりなんだよってね。

     ……どうでもいいけど、著者が使う一人称が「オイラ」なのはどうかと思う苦笑

  • この人のエッセイはおもしろくて好き
    誰にも媚びてない

    やっぱりパイで襲撃しちゃう人は違うぜ!

    映画好きな方には、ガース柳下(柳下毅一郎)との共著
    『映画欠席裁判』
    もオススメいたします

  • ブックナビクラブに参加。本の話から、ペットの高度医療の話とか、幸せな社会とは、とか、考えてしまうような話題になりました。難しいけど、こういう機会は大切!

  • ブッシュ(息子)からオバマ就任の頃に書かれたエッセイ集。大手メディアにあまり取り上げられることのないアメリカの隠れたマジョリティの姿を描いている。アメリカという国とキリスト教の関係は怖いものを感じる。

    タイトルよりも「アメリカ人の2割しかパスポートを持っていない」という記述のほうが印象に残った。

  • 読めば読むほど、むちゃくちゃなアメリカ政治。というか、ブッシュ政権。
    アメリカのスタンスは不干渉、モンロー主義という言葉を久しぶりに思い出した。もう、死後です。
    キリスト教原理のネタが満載。避妊完全否定、絶対禁欲教育なんて子供たちの悲劇だけどそこが宗教なんだな。
    ベトナムへの捕虜となり、拷問をうけ36歳で髪は真っ白となるほどの体験をしたにも関わらず、そのベトナムとの国交を回復させたマケイン。
    おまけに息子も海兵としてイラク戦争に志願というとこを読むと、「共和党を元に戻したい」と言った彼こそ、もう一度立ち上がってほしいのだが。

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著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(文藝春秋)、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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