- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163816104
感想・レビュー・書評
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~弥栄の烏まで読了済
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2019年度第8回新歓ビブリオバトル
チャンプ本 -
松本清張賞受賞。平安朝ファンタジーミステリ。
若宮の后選びのため、貴族の四家から四人の姫が集められる。春殿のあせび、夏殿の浜木綿、秋殿の真赭の薄、冬殿の白珠。
姫それぞれの思惑の中、肝心の若宮が一向に現れないままに次々と事件が起こる。
怒号の終盤、どんでん返し系のミステリー。
若宮はいけ好かない奴だが、姫選びはなかなか良かった。
(図書館) -
ファンタジーだと思って読んでたら違った。
予想とは違う結末に驚き!
続きも読もうかな… -
宗家当主の后を決定するため、四家のそれぞれが候補を出し、選抜するため桜花宮に集められた。それぞれの欲望と失ったもの、争いが水面下では起こっていたが……。和ファンタジー設定のミステリ。とちゅうまでは、異世界もの?ひとでないもの?と思って読んでいたら、ここまでミステリだとは!女同士の争いではあるのですが、ドロドロ方向ではなかったので私にも面白かったです。異世界ものですが、設定的には大正時代ぐらいな雰囲気。ある人の印象ががらっとかわるのが戦慄でした。
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どんな本なのが全く知識無いままに読み出したので、戸惑いました。
まず、この世界の設定。読み進むうちに少しずつわかってきて、最後は、すっかり惑わされていたことに気がつきました。
一つの物事が、見る目によって、全く違うのですね。
この本は、シリーズなので、どのように展開されていくのか、興味があります。 -
八咫烏の世界での後宮の姫選びに始まり、雅やかな女達の戦い…でも後半予想外の展開に。
松本清張賞を取るだけあります。ミステリー好きにも是非とも読んで欲しい作品。
文章が綺麗で、特に衣装の襲の色の表現が素晴らしい。
2、3巻と進むにつれ血生臭くなってきます。
シリーズで最近第1部が終わり、外伝発売中です。