逢沢りく 下

著者 :
  • 文藝春秋
4.01
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本棚登録 : 919
感想 : 104
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163901473

感想・レビュー・書評

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  • 関西人の話好きなんで、関西の親戚の家の会話だけで楽しめた。関東の人の会話は空虚だと常に感じているので。最後は??と感じてしまったので、星3つ。関西人の中にいたら染まらずにはいられないと思うよ。

  • 泣いたわ名作。

  • ⭕️

  • まあ読んでみなはれ。

  • りくは、時ちゃんによって救われたけど、
    2人の間に入った鳥の役割は大きかった。
    あの鳥、上巻でりくに殺されかけた鳥ですから、
    でも、鳥もりくと一緒に関西へ連れてこられ、時ちゃんや家族に可愛がられて関西弁の言葉をしゃべるようになって鳥自身もきっと変われたんだと思う。
    そして、時ちゃんの入院できっと鳥もさみしかったんだと思うし、
    それが、時ちゃんの口真似として言葉を話すようになったのかな。
    りくに変化が訪れたのはやっぱり誕生日のサプライズパーティの頃から、それまでの関西人の独特な強烈コミュニケーションもうざいと思いながらその中のりくへ対する思いに知らずと触れていただけに、最後の最後ようやくりくはね・・・。
    そう考えると、りくをあんな風にしたのはあのよくわからない両親が原因ってことなんだろうけど、
    でも、りくは親もとを離れ、他人の家で家族とは・・・ってなことを思わせてくれる状況に救われたのかな。
    その後、両親のもとへ帰ったりくのことが気になるところだけど、ひとまずはよかった、よかったです。

  • 人前でしか泣けない冷めた美少女の「りく」が、母親に行かされた関西で人々の温かさに触れ、少しずつ体温を取り戻していきます。大雑把で綺麗じゃないけど、関西の人たちの不格好な優しさにジーンときます。
    自分の中の冷めた「りく」に出会って、一緒に本当の涙を流したような気持ちになりました。

  • ぎゅって
    くる。

    とり
    いい仕事したな。

    逢沢りく
    がんばれ


    2014.11.24

  • 上下巻 感想

    ラフなタッチの独特な世界観に、超現実的に描かれた方言。標準語も、関西弁も、こんなに活字として表現出来ることに、まずは、ちょっとびっくり。
    逢沢りくというキャラクターや、その周りに現れる様々なキャラクターに、変な共感を覚え、なんて事ないストーリーに引き込まれていく。それが少し心地よくもある。

    ただ、下巻に入ると、作者が気持ちよくなってきたのか、関西弁が少し入り過ぎた感あり。

    ラストのなんとも表現し難い着地も、考えるものありで、個人的には、好きな作品。

  • また読み返したい。絵に無駄がなくてキレイ。

    嘘泣きが嘘泣きだって、ちゃんと見ていてくれる人がいてよかったね。

    会いたいよーって、それだけで、生きてて良かったんだって思えることはあると思う。

    この親はちょっとたいへんだ。。全然わからない自分はだいぶ恵まれていると思う。

  • なんじゃこらー!
    漫画大賞とったな。

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著者プロフィール

1974年生まれ。関西在住。2003年7月より、「きょうの猫村さん」をネット上で連載。2005年7月に初の単行本『きょうの猫村さん 1』を出版し、日本中の老若男女を虜に。2015年には『逢沢りく』で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。著書に『きょうの猫村さん』『カーサの猫村さん』シリーズのほか、『僕とポーク』『山とそば』『B&D』がある。

「2017年 『2018年「きょうの猫村さん」卓上カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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