- Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167476304
感想・レビュー・書評
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林真理子はたまーに読みますが、
これも後味悪いとはいえ結構大丈夫カモ。
コンセプトが私はなかなか好き。
宝塚がでてくる本って初めて読んだなー。
暇つぶしに読むのにオススメ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美しい娘・萌と千花のそれぞれの恋愛模様を描いた作品。彼女達の望む幸せとはかけ離れてゆく恋。でもその悲しみを乗り越えて、自立してゆく彼女達が素敵です。
ただ。美人で自意識過剰気味なのが気にかかりました。 -
宝塚の人気娘役と、ファッション雑誌の編集長。2人のそれぞれの恋愛を描く。相変わらず、この人の書く文章は、どこかバブルっぽいなあ・・・と思いました。
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読みやすかったです。
自分と同じ年代の女性の話というだけで
ちょっと、心惹かれます。
「宝塚」という女の園について詳しく内情が
描かれているのが、興味深い。23歳〜25歳位って憂いを学ぶ時期なのかなぁ? -
久しぶりに読んだ林真理子作品。相変わらず、とても普通の人は入れない世界のことを、いかにも、私は知っているのよ、という文体で書かれていて、ぜんぜん変わらない人だなあというのが感想。宝塚と歌舞伎界。いいところのお嬢様、家族と、「皆が憧れる」編集者というのが登場人物の職業ならびに舞台という、林真理子氏お得意の分野。こういう小説を読んで憧れる人もいるんだろうなあと思う。ただ、宝塚の舞台裏については、リアルすぎるというか、知りたくなかったというか、ここまで暴露しなくても小説として成り立たせることができたのではないかと思いました。
文章は、平易で読みやすいので、「時間つぶし」には良いかも。