- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167557027
感想・レビュー・書評
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小川洋子さんにしては珍しい文庫本一冊分の長編。短編のように不思議不思議した世界ではなく、普通の現実の中の話しなのに、どっか異世界感があるのは文体の為せる技だろうか?
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眼科・チェンバロ・カリグラフィー。
小川さんらしさを感じる言葉選びを通して、
静謐でどこかしら奇妙な、三人の人間関係が描かれる。 -
深み、静謐を描ききった、チェンバロと三人を主軸に廻る物語。小川洋子の傑作。演奏家の方の解説で、チェンバロという楽器の持ち味を知る。
全ては失われたのに、永遠が見つけられた。奇跡としか言いようのない読書体験。 -
ツラい…
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/682302 -
人の感情が揺れ動く様子がひしひしと伝わってくる。じっくり読んだ。やっぱり小川洋子がすき。
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音楽を聴きながら読むべきですな。
音色がイメージできないと、わからなーい。 -
ブクオフでゲット。なかなか良かった。彼女の作品のカバーデザインは素敵なものが多いけど、この文庫のデザインも好き。
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人を求めるのに、理由はないよ