白鳥異伝

著者 :
  • 徳間書店
4.16
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感想 : 446
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  • Amazon.co.jp ・本 (598ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198605407

感想・レビュー・書評

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  • 勾玉三部作2作目。
    一作目よりかなりあとの時代が舞台。
    独立してはいますが、せっかくなので一作目から読んだほうが。

  • <br>
    登場人物がみんな魅力的で、思わず引き込まれる作品です。

    読んでいて、皆が幸せになりますように‥!と当時は本をめくるたびに、もどかしくて切なくて泣いていたことを思い出します*

  • 2人のすれ違いや旅の様子、小倶那の成長、遠子に訪れる変化、勾玉の力…。ラストは思わず微笑んでしまいたくなるような、ほんのり恋愛冒険ファンタジー。

  • 子どもの本だと思って読むと、泣きます。
    歴史、政治、神話、ファンタジー、そして悲恋。
    どれか一つでも好きな人は、ぜひ!!
    【熊本学園大学:P.N.はしる】

  •  中学校のときに読んだ思い出の本。勾玉三部作の中で一番好き。
     遠子が好きで小倶那が好きで。なかなか本音で話さない二人をもどかしいと思っていましたが、そのもどかしさが良いですね。遠子と小倶那の間で何かあるたびにドキドキしていた自分が懐かしいです。

  • 三部作(四部作)の中では比較的あまり好きになれなかった巻。
    話の主軸である遠子と小具那のどちらにも中途半端な幼さを感じるからだと思う。自分は、いつもこの2人がいまいちつかめなくて腑に落ちないような違和感を持ちつつ読み返している。

    二人のことはピンとこないんだけど、菅流がいい男なのは言わずもがな。遠子たちと出会ったころは鼻につくけど、読み返すたびに魅せられる。

  • ヤマトタケルがモチーフ。
    長編だけど、長さを感じさせない。

    輝と闇の末裔、小倶那を取り巻く血の枷、苦悩、運命、人としての成長。
    遠子の一途さ、激しさ、もちろん女としての成長があって、
    この二人の思いあう心が切なくて、涙が出てくる。

    菅流の存在がいい。
    彼の存在で、物語が暗くならない。爽やかな印象。
    七掬も、いい。
    頼りになる、強いだけじゃなく、優しい男たちに守られ旅をする遠子。
    終盤、勾玉が集まって、御統の主になると、空間移動ができるようになって、ますますファンタジー!

    とても面白かった。

  • 勾玉三部作の二作目。頼りなげだった小倶那の成長する様子がいい感じ。遠子との結びつきにあまり必然性を感じられないのがちょっと弱いかな。この作品は輝と闇の対立が比較的わかりやすかった。三部作全体にいえるけど、女性キャラが私の好きなタイプでないのでイマイチ思い入れられない。

  • 色んな本の中でも、荻原さんの作品の中でも、ダントツで大好き!!

  • 勾玉シリーズの虜になった本です。厚さは関係ない。読んでるうちに忘れてしまいます。

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著者プロフィール

荻原規子・東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー。以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞を受賞。著作に「西の良き魔女」シリーズ、「RDGレッドデータガール」シリーズ(KADOKAWA)『あまねく神竜住まう国』(徳間書店)「荻原規子の源氏物語」完訳シリーズ(理論社)、他多数。

「2021年 『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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