激流〈上〉 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198929435

感想・レビュー・書評

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  • たくさんの事件がひとつにまとまっていく過程が見事。

  • 序盤は読み辛さを感じる。微妙な言い回しに違和感を感じるし、失踪した同級生以外に引き込まれる要素もない。ただ、中盤あたりから登場人物のキャラが確立されると共に、失踪した同級生以外の話も進んでいき先を読みたくなってきたところで上巻を読み終える。

  • 記録

  • 面白い

  • 初の作家読み。
    引き込まれる文章で仕事場で読んでいる本を中断して没頭する。

    20年会っていない同級生と再会して事件に巻き込まれるがそれが同一人物の仕業なのか、関係ないのか、渦に巻き込まれる感がありありと描写されている。

  • わが市の図書館が、このコロナ感染者の増加に伴い、休館になっている。
    来年まで、休館である。

    そんな訳で、家の本棚にある未読の本を出して来て読み出した本の1冊である。

    そう、上・下巻があり、ぶ厚い、最初読み始めたのだが、面白いと、思いつつ、他の用事で、ストップしたままだった。
    今、思う存分読んでみようと 手にした。

    京都の修学旅行で、当時中学生3年生のグループの1人が、バスに乗車したはずなのに、消息が、分からなくなった。
    そして、それから20年後、同級生たちは、35歳になったのだが、未だ、その行方不明になった女子中学生の冬葉が、気になっている。
    そんな時に、その冬葉から、「覚えていますか?」のメールが、送られて来る。
    冬葉は、生きているのか?
    同級生には、今芸能人、そして警察官、エリートサラリーマン、コールガールの主婦になっている者。

    そして、自分の近辺で、起こる事件。
    担任だった教師も 消息が無くなる。
    冬葉は、フルートを吹ける子であり、そんなに目立つ人物ではなかったけれど、1枚の写真に写る女性の通訳者が、まさか、冬葉ではないかと、考える芸能人の美弥。
    どんな展開が、繰り広がっていくのだろう。

    下巻を楽しみに、先ずは上巻を読み終えた。

  • 昔読んだ本

  • 2017/4/13まあまあかな。★3の上

  • NHKでやっていたドラマが面白そうだったので読んだ本。ストーリーと2班のメンバーの20年が読んでいて面白かった。冬葉の失踪の謎が気になる。面白かったので、人に薦めたくなる本だった。

  • 下巻に

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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