- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784296103676
感想・レビュー・書評
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営業職が読むための理論と実践書だが、具体的でわかりやすい良書。
「3つの質問」とは、競合他社に対して自社の置かれた状況を問う質問、受注であろうと失注であろうとどの場面で顧客の意思が決定したのかを聞く質問、お客様が何を期待し求めているのかという背景や状況を深掘りする質問
「4つの力」とは、顧客の希望や求めを知る「質問力」、顧客に必要とされ求めてもらうための「価値訴求力」、顧客が当社を選ぶための理由づくり「提案ロジック構築力」、それら三つの力を発揮しお客様とともに行動するための「提案行動力」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・重要なのはお客様との情報ギャップを理解し、埋めること
・お客様が重要にしているのは安さよりも費用対効果
・認知的不協和の解消に値引きを使うとクセになる
・他社の動きについての感想を聞く
・他社に決まっても粘ることは重要(他の発注につながる、他社がダメだった時に声をかけてくれる
・受注/失注の決め手を必ずヒアリングする
・相手の心地よい連絡方法を確認する -
お客は価格ではなく、価格と価値の見合いで決める。
情報ギャップを埋める=そのためには、質問力。突っ込んだ質問をしても、案外怒られない。上から目線だから怒られる。
顧客が迷っている状態=競合他社か、今か先送りか、内製できないか、の3種類。
他者に決まった、と言われても再度食い下がる。逆転の可能性を聞く=他の案件をくれる可能性がある。
上位役職者に対して、課題、弱み、を伝えるときは十分注意する。
ほとんどの商談は、自分の創造と違う場面で決着している。
戦う前に決めてもらう=質問力を基本とする。
10ミニッツ営業=10分の電話のあと、10分でできるお役立ちメール。
接戦状況を聞く。
裏にある拝啓を聞く。 -
読了 20201023
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顧客へのアンケート結果など非常に参考になった。「お客さまとのズレは情報ギャップから生まれる」はまさに納得。ズレの解消方法について、質問方法や手法を体系的に説明してくれている。定期的に自分に必要箇所を見直したいと思った。
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これは面白かった。なるほど感があった。
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営業の種類だとか、グルーピングが分かりやすい。社会人はぜひ読むべき。行き着くところはお客様のことをどれだけ、考えて活動しているか?どれだけ興味持たれるか、そんな人間の本質的な部分なんだなーと感じました。
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いまの業務と通じるものが多い。
客接触で相手が何を考えているのか、わかりやすい。
体型手法も細かくまとめられているのもよい。