猫道楽

著者 :
  • 河出書房新社
3.46
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本棚登録 : 963
感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309014715

感想・レビュー・書評

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  • さくらの描写がとてもよかったです。しばし官能的ですが、それでも物語に惹きつけられてしまいます。
    私的にはとてもオススメですが、一般の方は苦手な人もいるだろうと思われますのでご注意ください。

  • 次男が好き。古めかしい家も素敵なんだ。一番のお気に入り長野作品。

  • 身内も、世間も彼らの味方ぢゃなかったってことだよ。だから、追い詰めた。
    (P.108)

  • 私の初長野まゆみはコレ。文体やら字の選び方やら、私の好みそのもの。ランクが星4つなのはあまりにも衆道くさすぎなので、苦手な人への警告。

  • 猫。寝子。この言葉遊びだなんて誰も気が付かないよ!この装丁だとさ!と叫びたかったくらい騙されました。今回もふわふわしてるんだろうか、と装丁買いして泣く目に合ったのを覚えています。
    話自体は好きな人は好き、ですよ、きっと。

  • 短編集。とはいっても、全ては「猫飼亭」に繋がってる。猫シッター求むという求人は猫の世話をするのかと思いきや、猫にならなければいけなかった。内容には驚いたけれど、楽しんで読みました。最後の話が好き。

  • 初めて読んだ長野まゆみさんの作品です。思った以上に凄くて驚きましたが、私は好きです(笑)

  • 「猫飼亭」という風変わりな屋号。土蔵造りの厳しい構え。膝の上に灰色の猫をのせ、喉を撫でつつ煙管を使う若い男。この屋敷を訪れる者は、猫の世話をするつもりが、「猫」にされてしまうという…。

  • 2005/8/2〜8/3

  • 色々びっくりしたけど色々楽しかった作品

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著者プロフィール

長野まゆみ(ながの・まゆみ)東京都生まれ。一九八八年「少年アリス」で第25回文藝賞を受賞しデビュー。二〇一五年『冥途あり』で第四三回泉鏡花文学賞、第六八回野間文芸賞を受賞。『野ばら』『天体議会』『新世界』『テレヴィジョン・シティ』『超少年』『野川』『デカルコマニア』『チマチマ記』『45°ここだけの話』『兄と弟、あるいは書物と燃える石』『フランダースの帽子』『銀河の通信所』『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』「左近の桜」シリーズなど著書多数。


「2022年 『ゴッホの犬と耳とひまわり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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