クロスファイア(上) (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334733704

感想・レビュー・書評

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  • 中学時代は宮部みゆきシリーズを読みあさっていました。
    ミステリーも読み尽くしましたが、特殊能力系はやっぱり特に好きなんですよね。
    龍は囁く、とか・・・

    特殊能力を持った女性の、復讐劇。
    上下巻ですが、一気に読み切れます。

  • 【あらすじ】
    四人の若者が廃工場に瀕死の男を運び込んできた。その男を“始末”するために。
    目撃した青木淳子は、力――念力放火能力(パイロキネシス)を放ち、三人の若者を炎上させる。
    しかし、残る一人の若者は逃走。淳子は、息絶えた男に誓う。
    「必ず、仇はとってあげるからね。」一方、現場を訪れた石津ちか子刑事は、不可解な焼殺の手口から、ある事件を思い出していた!
    話題の超傑作、ついに登場!

    【感想】

  • この頃の疾走感も好き。

  • 超能力ものって正直興味ないし、序盤からばんばん殺し過ぎだし、ぶっ飛んでるなーなんて思ってたけど、なんか面白くなってきた。ある意味怪物だった青木淳子(なんて平凡な名前!)に迷いや葛藤が生じ始める。

  • 超能力設定で、文学に目覚めた中学生ぐらいが書きそうなもんなのにこんなに面白く書けるもんか。話題となる設定が突飛な分、そこを土台にしたメッセージ性が軽んじられないようにしないとと思った。

  • 再読。そういえば宮部みゆきが久しぶりかも。

    パイロキネシスを持った主人公。超能力って何でもそうだけど、やっぱり生きてく上で必要のないものなんだろうな。特殊能力を持った人は大変。特にこの主人公はまだコントロールができてないのか、怒りで頭に血が上ると対象物を燃やしてしまう。それが許しがたい犯罪者であっても、淳子のしていることは正しいのかな。ちょっと人が死に過ぎて怖い気も。ただ、こんな能力を持って生まれれてしまった淳子の切なさも感じられ、辛い。
    下巻へー

  • 特殊能力物 面白かった。

  • 念力放火能力

  • なんだかんだと2回くらい読んだかも。SFなんだけどSFぽくないところがいいのかな。

  • 宮部みゆきさんの小説は結構読んだけど、久しぶりに昔の作品を読む。いや~面白すぎる。この人は犯罪精神学者かと思わせる心理描写とストーリー展開もスリルがあって読むことを止められない。中毒になってしまう。

    上巻では青木淳子が犯罪に手を染めていく中、石津ちか子と牧原が徐々にだが真相に近づいていく。そんな中ガーディアンという組織が新たに登場してくる。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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