- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334737450
感想・レビュー・書評
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伏線と謎解きがしっかりしていて納得できるものだった。
フジの観察眼が鋭すぎる気もするが、おもしろかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
/?day=20070816
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今回、この著書の本は初めて買いました。
デビュー作だそうで。
だから…というのかどうかは他のを読んだ事が無いので判りませんが、推理小説ズレしていると、真犯人も真相も、殺し屋の正体もあっさりわかるものなので、「推理をする」という楽しみは薄いかも。
物語としてはとても上手に纏まっていますし、ラストも後味良くわっていて好感が持てました。 -
殺し屋の正体が消去法な上、ビルの過去や事件の真相などがあまりにもわかりやすい。石持作品は犯人当てがメインじゃないとわかっていてもあまりにも。あと特定の人物の描写が少ないために最後のしかけもわりと予想できてしまうという。ラストはいつもの石持的結末。
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評判が良かったので読んでみた。
出だしがちょっと取っつきにくい感じ。
ひたすら頭の切れる探偵があまり向かないのかも。
誰が犯人かよりも誰が○○か。の方を気にして読んでしまった。
そして当たっていた(わかりやすかった) -
社会派ミステリ。
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追加したと思ったのに石持さんの本がぜんぜん入ってなかった笑
出会い。
外国人の中の日本人探偵とはまあありきたりといえばありきたりだけれども。 -
イギリスの隣にあるのがアイルランド。
北の6州だけがイギリス領になっている。
その北アイルランドには、IRA「アイルランド共和国軍」NCF[新世紀のフィニアン団」という二大武装勢力がいる。
南北アイルランドの統一を謳うのがNCFだった。
南アイルランドのスライゴーには、湖がありその湖畔に「レイクサイド・ハウス」と言う宿屋がありNCFの兵士・副議長の男3人が泊まりにきた。
その日の宿泊は、アイルランド在住の日本人化学者・アイルランド人科学者・現地で知り合ったアメリカ人大学生の女性2人・アイルランド人会計士・オーストラリア人ビジネスマンの6人も宿泊した。
その日の夜は、全員食堂に集まりお酒を飲み楽しく過ごしたのだが翌朝起きるとNCFの副議長が死体となって発見された。
NCFの二人は、拳銃を突き出し殺した者を探そうとしたが日本人化学者の機転を生かした行動によって宿泊客の安全を守る。
宿屋から出ない条件を飲み警察に頼らず犯人を捜す事になる。
宿泊客の中には、NCFの議長に依頼されて殺し屋が紛れ込んでいた。
殺し屋は、事故と見せかけて人を殺すと言うのだが、やはり殺し屋が殺したのか・・・それとも・・・。
日本人化学者の推理が隠されていた殺意をあぶり出していく。
石持さんの本格ミステリーです。
このロジックは、凄いですね
思わず納得納得の出来です。
人々の会話の中で徐々にピースがあり、読んでて面白いです。
石持さんのミステリーの独特の感覚がまた魅力的です。
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フジがかっこいい!!
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南北アイルランドの統一を謳う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された! 宿泊客は8人――そこには正体不明の殺し屋が紛れ込んでいた。やはり犯人は殺し屋なのか? それとも……。宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」をあぶり出してゆく!
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