ゲームの名は誘拐 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 673
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334738853

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです!
    狂言誘拐のお話で終わるかと思いきやまさかの、!
    全然予想してなかったのでしてやられました笑

  • 再読2回目。
    なんかズルいなぁ、という気持ちも否めませんが、よくできたお話でした。結末を知った上で再読すると、また違った景色が見えてきそうですね。

  • 過去の既読本

  • 東野圭吾の作品にしては読者の☆の数が少なかったけど、私としては期待を裏切らない作品だった。映画は観ていないけれど、若かりし頃の藤木直人が佐久間というのは、すごくマッチしていると感じた。
    相変わらず東野さんの作品は「読み始めたら止まらないミステリー」だった。

  • 自分の仕事に絶対の自信を持ち成功し続けていたが、クライアントによってプロジェクトから外された。
    納得いかず訪れたクライアントの屋敷から出てきたのは家出少女。
    お金が必要な彼女と手を組み、狂言誘拐という名のゲームに挑む。

    「良い人が出てこない物語」
    その通りで誰にも感情移入できなかった。
    でも犯人側のみの視点で描かれる誘拐事件は、スピード感とハラハラする感覚がおもしろかったです。

  • まず「誘拐犯の視点でのみ描かれた小説」という設定が秀逸で好きでした。
    そして、主人公とライバルの駆け引きは、まさに相手の手札が見えずにカードゲームをしているかのような臨場感を味わえます。
    小説というと、どこか第三者的な視点で読んでいましたが、これはまさに自分が主人公と同じ目線で展開されていくので、いち登場人物になったかのような感覚に浸れます。

  • こういうの好きです。

  • 緻密に狂言誘拐を成功させようとする主人公とそれを利用しようとするバトルが圧巻。
    最後のあたりからは謎が最高潮にたっした後で一気にラストに向ける様が酔いしれました。

  • プロジェクトを副社長に潰された敏腕広告プランナーの佐久間が、家出して来た副社長の二十歳の娘の樹理と共謀し狂言誘拐を実行する。策謀のもと軽快に動く佐久間と樹理の身代金目的の犯罪がゲームのようで、仲良くなり協力するふたりに思わずわくわくする。やり遂げた後で明らかになる樹理の嘘や正体や真相との落差も新鮮。

  • ゲームの仕掛け人が、知らない間にゲームにはまってしまうドキドキ感であっという間に読破できた。長女になり変ってるのでは?と思わせる伏線?と、あぁ!と気づかされる最終切り札。とても面白かった。映画は本と全く違ったエンターテインメントと聞くが、機会があったら、チェックしたいです。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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