あの頃の誰か (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748975

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。携帯を持っている人が珍しい時代の作品もある。

  • 2011年4月15日借用。
    2011年5月16日読始。
    2011年5月20日読了。
    未返却。

    短編集だったので、そんなに深かったり重かったりせず、楽しかった。
    あとがきで作者が言っている「訳あり物件」感は、わかる作品もあり、ない作品もあり。
    「再生魔術の女」は長編でもいいんじゃない?と思う作品でした。
    「さよなら「お父さん」」は、「秘密」が不朽の名作となった今、発表しなくても良かったのかな、と。
    「眠りたい死にたくない」は、その後の彼の運命が非常に気になります。生きてるのかな。
    で、私の一番のお気に入りは「名探偵退場」でした。
    今、借りてる本が全部返却できたら、「名探偵の掟」を買いたいと思います。

    「二十年目の約束」は、作者の言うとおり一番の訳あり物件だったと思う。
    そりゃタイトルもテキトーにつけるよね。な作品。
    ほかは、普通に楽しめた。

  • あの東野圭吾さんがお蔵入りにしたいと思った作品の数々だと思うと
    ますます気になって読みたくなる一冊

    どれも面白かったんだけど…

    特に「さよなら『おとうさん』」は
    先に「秘密」を読了してたけど
    結構こっちの方が好きかも
    て言うか最後のページは3回くらい読んでしまったよね
    もうほっこりと言うか胸がいっぱいになって

    改めて
    東野圭吾さん大好きだ、となる逸品でございます

  • 隙間時間に読むのにちょうどいい短編集。
    【再生魔術の女】と【さよなら『お父さん』】が面白かった。

  • 1番心に残ったのは「さよなら『お父さん』」
    「秘密」の原型だそうで、「秘密」がもともと好きだったので、ひさびさにダイジェストで読めた気持ちでうれしかった。

    あとがきを読んでそれぞれのお話のわけありである理由を説明してあるのも面白かった。

  • バブルを感じてみたくて読んだけどそうでもなかった。

  • 短編集は新鮮だったから、すっと読めた。

    物足りなさは感じた。

  • 短編集

  • バブルの香りがする短編集。どれも読みやすかったです。「再生魔術の女」が好みかな。

  • 読みやすいんだけど、作者さん自身がわけあり物件と言うだけあって癖が強い。『秘密』の元ネタである『さようならお父さん』と『名探偵退場』は面白かったけど、他は普通。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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