あの頃の誰か (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334748975

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には短編集はいまいち。

  • バラエティに富んでいたが全体的に読みにくい。
    再生魔術の女が一番良かった。
    名探偵退場が一番よくなかった。

  • 短編集です
    どれも読んでて懐かしい…
    それもそのはず、結構な昔に書かれたものばかりでした
    バブルの頃だったり
    今の若い子はまだスマホが普及してなくて、連絡は家電しかない!
    という状況…分かんないだろうなぁ
    待ち合わせしても連絡取れなくて中々来ない相手にヤキモキして何回も公衆電話から家電に掛けたりね

    『さよなら「お父さん」』というお話は東野圭吾さんファンなら誰しも「えー!!どういうこっちゃー!?」と思ったことでしょう
    あの不朽の名作、私が東野圭吾さんにハマるきっかけともなった『秘密』とそっくり!
    というか、設定そのまんま!
    慌ててあとがき見たら、『秘密』の原型なんだそうです
    気に入らなかったので書き直したものが『秘密』だったそう
    なるほど〜
    そんな風にあの名作は誕生したのねー

    『秘密』のラストがあまりにも切なく、未だに胸にキュッと迫るものを感じます
    結局、どういうことだったのか…
    今も謎です

  • 短編小説集

  • 短編集でオチまでちゃんと書いてあったので、
    すごいなと思った。
    よく分からない短編もあったけど、
    それはそれで楽しめたかな。

  • 2回目 2020/11/09

  • サクッと読めて後味も悪くない。
    何年かして忘れた頃にもう一度読んでも良いかな。

  • 微妙でした。
    東野圭吾さんの作品だから全て面白いわけではないのだなと教訓になりました。

  • *メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか。東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれれない誰かの物語。名作『秘密』の原型となった「さよなら『お父さん』」ほか全8篇収録*


    バブルが背景、と言うだけで、古臭さは感じない。いつも通りさらっと面白く読めました。「訳あり作品集」とのことですが、いやいやどのお話もお見事です。

    中でも素晴らしかったのが「再生魔術の女」。玉の輿婿養子に入るため恋人を殺した男が、その姉に追い詰められていく復讐劇。養子コーディネーターという職業、当時の男の行動、それらを巧妙に絡めてのストーリー展開・・・唸りました。

  • 短編集。面白い作品とそうでない作品があった。
    好みではありますが、短編集がもともと苦手なので、
    次からは長編を読もうと思います。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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