東京難民(上) (光文社文庫 ふ 16-2)

著者 :
  • 光文社
3.35
  • (18)
  • (35)
  • (64)
  • (21)
  • (1)
本棚登録 : 408
感想 : 54
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334766009

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自暴自棄になりたい人向け。赤旗とか購読してそうな人が好きそうな本

  • 大学生だった主人公が親の金銭的な都合から仕送りを得られず、大学を除籍、住む所まで奪われていく様にはリアリティを感じて背筋が寒くなった。

    派遣切りで仕事と同時に住む所も奪われて行き着いた先はホームレスって話しがあるけども、それも今回の話しも簡単に起こり得る事で不憫な主人公を応援したくなった。

  • 今度映画化されるということで読んでみました。
    主人公が転げ落ちていく様ですが、なんか歯がゆく、あまり感情移入できません。ただ、世の中にはこんな人もいるのでしょう…。

    下巻でどこまで落ちていくのか、チョット楽しみです。

  • 時枝修の転落の人生がドラマチックに描かれる。両親が失踪し、大学も除籍処分となって時枝は底無し沼にはまり込む。フィクションと分かっていても時枝に同情しつつも、一体何をやってるんだと説教したくなる。なかなか面白い。

    来年二月に映画化されるようだ。

全54件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

福澤 徹三(ふくざわ・てつぞう):1962年、 福岡県生まれ。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルの作品を手がける。2008年、『すじぼり』で第10回大藪春彦賞受賞。著書に『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』『怪談熱』『S霊園』『廃屋の幽霊』『しにんあそび』『灰色の犬』『群青の魚』『羊の国の「イリヤ」』『そのひと皿にめぐりあうとき』ほか多数。『東京難民』は映画化、『白日の鴉』はテレビドラマ化、『Iターン』『俠(★正字)飯』はテレビドラマ化・コミック化された。

「2023年 『怪を訊く日々 怪談随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福澤徹三の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×