- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929770
感想・レビュー・書評
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姫川玲子シリーズの短編集。
好きな作家さんだから敢えて厳しく書くと、ちょっと物足りない。
短編集なので必然的に1話1事件(最後は2話で1事件。彼女のいたカフェは事件でもない?)になっちゃうのはしょうがないと思うけど、綿密に調べ上げていく仮定までを短い話の中では盛り込めないので盛り上がりがちょっと足りなく感じてしまいます。
ただ、過去の事件を思い出したり、過去の姫川班メンバーや魚住久枝(名前だけ登場)も出てきたり、そしてなにより新生姫川班!見所は多いと思います。
そして短編集ということもあり、ますますサクサク読めます。
中でも、『女の敵』はなくなった大塚との出逢いを三人で語るというなかなか感慨深いものでした。
短編集のときは、事件というより登場人物の背景とか、そっちにフォーカスして書いてほしいなぁ。
日下の話とか読んでみたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20150728
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姫川が本庁に復帰する短編集。うん、このくらいの短編が小気味いいな。魚住さんのことを、取り調べの名手として今泉に語らせている。こりゃあ姫川と魚住の共演もあるかも。前作『ブルーマーダー』の後日譚があるのだが、『ブルーマーダー』をさっぱり覚えていない。情けない限りだ。
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姫川シリーズの中では箸休め的な位置づけのように感じた。最後に菊田が登場して姫川班の復活の狼煙が上がった?
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短編でした。
姫川刑事に思い入れがある方向けですね。 -
短編集。姫川の人柄がわかる。
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「彼女のいたカフェ」「インデックス」既読
菊田が結婚していたのはショック -
2015_07_02読