- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334929770
感想・レビュー・書評
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苦手な短編集だが、今回はなかなかよかった。
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シンメトリー、感染遊戯を読んで、姫川シリーズはやっぱ長編だなーって思ってたけど、インデックスはめっちゃヨカッタ。
殉職した大塚の話と本屋さんの店員の話は心にグッときました。
玲子と井岡の会話はホントおもしろいー。
事件の概略を説明しながら、玲子と井岡の掛け合いをぶっこんでくるから、、笑いが止まらなかった。
ラストでは菊田が登場するんだけど、なんかこれからありそうな含みを持たせたラストで。。ニヤリとしてしまいました。
続きが気になるけど、ジウと姫川のコラボが続きなのかな・・・?
ホントに姫川シリーズおもしろすぎるー。 -
一人称での 井岡への乗りつっこみが、今回も笑える。
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短編だしサクサク読んで最後の「闇の色」。酷いネグレクトで可哀想で泣けてきた。罪って何だろう。
からの、菊田ーーーー!!!で続編期待期待! -
8月-6。3.5点。
姫川玲子シリーズ、短編集。
ストロベリーナイト直後から、ブルーマーダー後まで。
次作に繋がる最後。
あっという間に読める。 -
池袋署強行犯捜査係担当係長・姫川玲子。
所轄に異動したことで、扱う事件の幅は拡がった。
行方不明の暴力団関係者。巧妙に正体を隠す詐欺犯。
売春疑惑。
路上での刺殺事件…。
終わることのない事件捜査の日々のなか、玲子は、本部復帰のチャンスを掴む。
気になるのは、あの頃の仲間たちのうち、誰を引っ張り上げられるのか―。
そりゃあ、あの人よね!!
菊田、きたーーー! -
池袋署から本庁に戻るまでの話を描いた短編集。
次の話への繋ぎかな?といった印象で、歴代作品より大人しい内容に感じた。
最新作を早く読みたい。 -
久々の姫川シリーズ。いくつかの短編集となっています。
この作品集では、姫川は池袋署の強行犯捜査係に赴任中。
「アンダーカヴァー」はドラマで見た気がします。あの竹内結子が関西弁で派手な女仲買人を装って捜査をする話です。
あなたのしたことは殺人です、というその潔さと信念がこのシリーズの好きなところです。
「女の敵」では後に殉職した大塚の話で少しほろり。
「彼女のいたカフェ」は爽やかすぎて逆に珍しい話。
「インデックス」はブルーマーダー事件の後処理の過程での話。こうあるべき、というのは目標でもあり、苦しい枷でもある。
「お裾分け」は地主殺しの捜査。一応井岡の活躍もあり、決着。姫川の部下の小幡が手柄を譲られてもツンツン気味なので、早く姫川班来いと思ってしまうのです。
一応この話の時に捜査一課兼任の話が姫川に。
「落としの玲子」は、取調室での話かと思いきや、食事に行った先で今泉管理官が落した写真から追及する過去の話。ちなみに写真はガンテツこと勝俣が不意に渡したキャバクラ嬢へのセクハラ写真。
被疑者への取り調べの仕方に容赦がない、と言われた姫川。もちろん今泉管理官への追及も容赦がありませんでした。
「夢の中」と「闇の色」はつながった話。
元は通り魔事件かと思われたが、容疑者も自殺を図っていて意識不明で事情がわからない。
調べていくうちに入学していない子どもや押し入れに隠された幼児の死体が出てきて…というとんでもない話に。こんな話実際にあるんだろうと思うと切ない。
この話の最後で姫川班の第一号復帰。意外な人物でした。次回が楽しみ。 -
過去現在と色々な時代の姫川を巡る短編集、ますますキャラが立ってくる。最終場面に菊田の登場で続編への期待度アップ。 ストーリーではスピンオフ的な「彼女のいたカフェ」が有川浩さんっぽくて面白かったかな。
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ストロベリーナイトシリーズの姫川、池袋署強行犯捜査係・係長から本部・捜査一課、殺人犯捜査第十一係・主任に復帰する。階級は警部補のまま。組織を大切にする警察組織の中において、彼女のやり方はあまり歓迎されないが、捜査能力に対する評価は高いということか、そんな彼女にも後押ししてくれる見方がいてくれたんだなぁと思いました。姫川班、復活!次回作が楽しみ。