- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344016897
感想・レビュー・書評
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この本を読んだ方の中には
「今更そんなこと言われなくても・・・」と感じた方も
多いのではないでしょうか?
しかし、それを愚直に迅速に実行していく行動力こそが
成功の秘訣だと、三木谷氏は実証してますよね。
ん~、まず実行!・・・言うは易しですね。
それに加え、徹底的なムダの排除や合理的な考え方は、
心掛けていてもなかなかできません。
常に「改善マインド」を持ち物事に取り組んでいるから
でしょうね。生まれながらの経営者だなあと感動します。
ほんの10項目程度ですが参考にして、何とか自分でも
「三木谷イズム」を仕事に活かしてみたいと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1997年当時、日本ではインターネットのショッピングモールは、失敗が明らかなビジネスモデルだと認識されていました。しかし、今ではどうでしょうか?そのようなことを言われていたとは思えないほど普及し、多くの人に利用されていますよね。
この本の著者は、「楽天」の創業者である三木谷浩史さんです。三木谷さんは創業当時、さまざまな人にインターネットのショッピングモールは将来性が無いと忠告されていたそうです。しかし、可能性を心から信じ、このビジネスは絶対に成功する!と信じて楽天を創業しました。そして現在では、従業員2人から始まったのもが5000人にまで増え、大きな成長を遂げました。
この本には「楽天」がここまで来れたノウハウが、92ヶ条に分かれ書かれています。 ビジネス以外でも役立つことがたくさんあります。
例えば、常に向上心と好奇心を持つこと、小さな成功を積み重ねて自信をつける、自分と価値観の違う他人の意見に耳を傾ける、後輩を指導することで自分のレベルを上げるなどがあります。また、数字(売上や、何がどれくらい売れているか等)からトレンドをよみ世間の流れに乗ることや、右脳と左脳のキャッチボールをするということがあります。
右脳と左脳のキャッチボールとは何かというと、お店の開店を例にすると、湧いたアイデア(右脳)は全体像はありますが、具体的な事が曖昧です。そこで左脳を使い、店の規模、販売の金額設定やコストを考えるのです。そしてまた右脳でイメージし直し確認して、再び左脳で考えるということを繰り返します。すると1番重要なことが見えてくるので、何をすべきかが明白になるのです。
92個の法則がある中で、私が1番気になった法則は、「0.1%の改善の積み重ねが、成功を生む」というものです。1年365日、毎日0.1%ずつ改善していけば44%の改善になるそうです。そこで私は、片づけることから始めました。片付けは嫌いじゃないのですが、疲れているときだとどうしても物を出しっぱなしにしてしまったり、どこに置いたのかすぐに分からなくなってしまうことがあり、探す時間のロスがありました。しかし、こまめに片付けるようになってから、疲れていても少し努力するだけで後が楽になるのを実感しています。
ぜひ皆さんもこの本を読んで、自分の出来そうな所から実践し、生活に役立ててみて下さい!! -
「うごく前に考えて」計画ばかりで結局何もしないのではなく、一見効率的で、デキる感じの「考えながらうごく」でもなく、“考えるために、うごく”というのがわかりやすく、お気に入りです。
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全てに納得。何度も読み返すべき本です。
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目標は大きく立てるが、日付けを決め、実現させる。そのために現在の状況から、逆算して今すべきことをはっきりさせ、仕組み化する。昨日より0.1%でも改善する。歴史から学ぶ。世界に出る。
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成功のコンセプト の続編というか、そのコンセプトを細かく分解して92ヶ条にしましたという感じでしょうか。
相変わらず多くの良い言葉に出会えて刺激的でした。
三木谷さんは難しい言葉を使わないのが素晴らしいです。
意欲さえあれば、知識を凌駕する仕事ができる気がしてくる。そんな気持ちにさせてくれる本です。
誕生日にであったこの本の中の言葉が今年、28歳の目標です。
Get things done.
世の中には
二つのタイプの人間しかいない。
できる方策を探す人と
できない言い訳を考える人。
この前者になること。
さぁ、やるぞ!! -
山田さん所有
→10/06/27 田中さんレンタル
→11/07/20 竹谷預かり -
ビジネス書によく載っていることと大した違いはなかった。
「言うは易し」ということなのかな。
実際に行動するのは難しいところを行えているという意味で、三木谷さんはスゴイ人なのかもしれない。
それにしても、三木谷さんがこの法則に基づいて実際にどう行動し、どういう結果になったかという話が思っていたより少なかったのが残念。 -
92ヶ条のうち何個か被ってると思う項目もあったが、実にソリッドなメッセージの数々は凡庸な僕には手厳しい訓戒でした。
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・もちろん、自信を持って仕事するのは悪いことではない。だが、その自信はむしろ仕事がうまくいかないときにこそ発揮するべきものだ。周囲が敵だらけで、成功の見通しのまったくつかないときにこそ、自分に自信を持って、胸を張って前に進めばいい。けれど、成功したら、そんな自信はさっさと捨てるべきだ。
・小さくていいから、まず初動を起こすこと。それから考えればいい。そして次の行動を起こす。また考える。さらに行動する。
・何かに成功したときの感覚、物事をうまく処理しているときの自分の精神状態を、繰り返し心のビデオテープで再現しよう。