- Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344016897
感想・レビュー・書評
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単純に92は多かったなぁ。途中から読むことが義務に感じてしまった。
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わけあって二回読んだ。楽天のカスタマーとしてだけならとてもいい本!知り合いに勤めている人が複数いたのでそういう意味では難しいな色々と思うけど・・・
でも発想はとても素敵。めちゃくちゃ前向き。 -
成功のコンセプトは総論で、この本は各論な位置づけ。92項目の中で成功のコンセプトとかぶっているところは、あるが総体的に仕事に取り組み考えや姿勢は勉強になる。この本の位置づけが、三木谷社長が楽天をさったとしても組織として会社を継続させるため、考え方を記している。社員にとっては社長のメッセージが明確でわかりやい。創業10年強の会社で、社長が社員に向けた考え方を提示してる会社はあまりないのでおもしろいと思った。
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ビジネスや生き方の本はあんまり読まないたちなのですが、
この本は読んでよかった。目が覚めました。
高い目標を立てて、それをクリアするための方法論が書かれています。
小さなベンチャーをあそこまで大きく成功させるっていうのは、
これだけの信念と努力があるんだな。うむ。
にしても、楽天の社員さん・下請け業者さんは大変そう・・・
ちょっと気になったのは全部の項目が何かをするためにはどうすればいいかが書かれている中で一つだけ「しないということ」のTIPSがある。
撤退のタイミングの話がこれに含まれるわけですが、
三木谷社長は会社を興すときにこれだけは手を出さないときめたジャンルがあるとか。何でしょうね? -
コラム的な色彩が強いので、ちょっと残念な内容。メッセージ自体も凡庸であり茫洋としている印象。
「グループとは、それぞれが決まった役割しかしない集団」
「チームとは、自分の守備範囲を超えてカバーし合う集中力の高い組織」
「仕事に臨んでいる限りは、精神的なエネルギーのレベルはいつも高く維持しておかなければならない。一人の精神的エネルギーレベルが低いと、それは仲間全体に伝染する。」
「勝利の型を確立し、横展開する。」
「スピードにはVelocity/速度と、Agility/俊敏さがある。」
「目標を達成するには、まず目標を分解すること。」 -
本日ご紹介する本は、
著者が楽天の三木谷 浩史さん。
書かれている内容はビジネスの定石であり、
著者の仕事に対する考え方が
つづられています。
いろいろな視点からの項目が
書かれていて、大変参考になります。
「毎日0.1%のカイゼン」
毎日0.1%でもいいから、
自分たちの仕事の質を高めていくこと。
日々の仕事に追われていると、
なかなか主体的にカイゼン活動などやってられない
と思うのが現実ではないでしょうか。
しかし、ほんのちょっとしたことを
日々カイゼンできるだけで、
例えば、0.1%のカイゼンを年間100日
やれば、1年で10%のカイゼンができます。
習慣のようにカイゼンできるように
なりたいものです。
「相手の利益を考える」
相手を十分に納得させられるだけの利益を与えた上で、
自分も利益を得られる一致点を見つける。
我々も、言われた仕事を言われた通りやり、
その結果、自分の利益だけを考えるのではなく、
仕事の結果、相手はどの程度の利益を得られるのか。
また、我々はどの程度の利益を得られるのか。
両方の視点を常に考えたいものです。
「コスト削減」
コスト削減は新しいビジネスモデルを作るのに匹敵する。
新規ビジネスと言うと、何か新規性のある
新しいモノを考え出さなければいけないと思いがちです。
でも、既存の商品でも劇的に安く提供できれば
すばらしい新規商品になります。
しかも、必要かどうか分からないものを作るより、
既存の商品を安く作れるほうが、
売れる可能性は高いです。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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人も企業も、日々のルーチンワークを漫然とこなしているだけでは、絶対に成長などできない
自分の与えられた役割しか果たさない人間が何千人集まったところで烏合の衆に過ぎない
毎日0.1%でもいいから、自分たちの仕事の質を高めていくことだ
相手を十分に納得させられるだけの利益を与えた上で、自分も利益を得られる一致点を見つける
フットワークが十分に軽ければ、能力の差を逆転することができる
KPI(キー・パフォーマンス・インディケーター)=大きな目標を達成するために、中間的な数値目標を作る
未来を予測し、シナリオを複数もって、チャンスという大波にのる
同じ方法で、先行者を抜くのはきわめて難しい。追い抜くにはむしろ別のルートを探した方がいい
企業の本質は「仕組み」=構成する人間が入れ替わっても同一性が保たれる
世界一には世界一の理由が必ずあるはず。詳しく分析して、自分のビジネスに応用すべきだ
自分の仕事だけで手一杯の生活をしていると、世間が狭くなる。会社の仕事をとっとと終わらせて、もっと世間に出よう。
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◆目次◆
第1章 10の極意
第2章 自己を鍛える
第3章 敵を知る(対人論)
第4章 組織を動かす
第5章 百戦して勝つ
第6章 世界観を育てる
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◆マインドマップ◆
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結局成功のためのルールなんて基本的なことばかりなので、既視感があるのはしょうがない。まさに今を突っ走っている人だから、深みはないけど勢いを感じる、という感じ。
ただネットの将来性や世界展開への考え方は、非常に興味深い。 -
「成功のコンセプト」が総論で本書はその各論。
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2012.1.1読了