×ゲーム (幻冬舎文庫 や 13-6)

著者 : 山田悠介

• 幻冬舎 (2007年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[shiba.さんの感想 · 2013年6月9日]

物語に深みはないので、考えさせられることが無い。
興奮も落胆も無いので後味スッキリ。
若干文章が素人くさいですが、読みやすいので冊数稼ぎにもってこいの作家さんです。

今回はちょっとグロ要素が入ってました。
最後のびっくり要素（？）は「あ、うん」な感じでした。

「僕たちを、早く・・・病院へ」がおもしろかった。

んーどうもアンチっぽい感想になってしまう。
山田さんは結構好きなのに。
ただ、イロモノ扱いしてしまう感じはあります…

[issei2272さんの感想 · 2013年6月8日]

自分の好きなジャンルで面白かったです。
映画も見たい。

[オパールさんの感想 · 2013年6月3日]

もうキモイ、怖い～～
山田さんの作品って本当に残酷だわ～

書きながらどんどん残酷な事が浮かんでくるんだろうね～

絶対いじめなんかしたらあかんよ。マジで。

[kanajaniさんの感想 · 2013年6月2日]

こわかった
タダ怖いだけじゃなくて
なんかぞっとする

[しもんさんの感想 · 2013年5月30日]

主人公の英明は小学生の時、仲間と一緒に毬子をいじめていた。

段ボールで作った箱にいじめの内容を書いたクジを入れ、それを引かせて実行するというもの。

通称『×ゲーム』

それから12年。

ある殺人事件から、恐怖の復讐劇が始まる！

英明のまわりで次々と『×ゲーム』が遂行されていく中、ついに英明は毬子と再会する事に……。

とにかく怖い！そして、残酷過ぎる！

小説自体はあっという間に読み終わりますが、読み終わった後も後ろが気になってしまうような感覚に……。

でも、とても切ない話でもあります。

復讐と愛。…やっぱ切ないや。

[miiinさんの感想 · 2013年4月25日]

ページ数も多くなかったので、仕事の合間にどんどん読み進んでしまった。
この作品を読んで、意外と自分はサスペンス系のお話が好きなのかもしれないと思った。
けど、暗い夜道を一人で歩くのが怖くなりそう。

あまり評価がよくないみたいだが、私は普段そんなに本を読まないからか、まあ普通に面白いと感じた。
ただ、読み終わってスッキリ！とはしない。

蕪木という狂気的な女がとにかく恐ろしい。というか、もはや人間ではない。
プロローグの意味がよくわからなくて、読み進めている間にそんな事忘れていたら、エピローグでそういう事だったのかと。
他のレビューにもあったが、確かに何の伏線も無かったのでプロローグとエピローグの意味があったのかは疑問。

残虐な描写が多いので、映像として見てしまうと頭に焼き付いてしまいそう。小説で十分。

[あきこさんの感想 · 2013年3月11日]

ゴキブリのところとか、
なんだか気持ち悪かったです。。

[yu-honrirekiさんの感想 · 2013年2月24日]

一風変わったストーカー。
知らぬが仏。
知ってしまった故にぞぞぞっと恐ろしい。。

[mita77さんの感想 · 2013年2月7日]

最後まで何のひねりもなかったのが・・・。
深く考えない人にはいいかもです。

[uririn3さんの感想 · 2013年1月12日]

気持ち悪い…グロテスク…

著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』（水声社、2018）、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」（『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022）など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」