- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344418547
感想・レビュー・書評
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ほたるの群れシリーズ3作目。
怒涛の展開の連続であらすじ書けない(笑)
1巻から一気読みがほんっと~に面白い!
もうキャラクターに随分愛着が湧いてしまっています。
戦いが凄惨であればあるほど、日常が大切なものに見える。
長年殺人をやらされてきて達観してしまってるけど、阿坂も蜘蛛も普通に育ってたら普通に感情豊かで仲良かったんじゃないかな
駒が戦ってるシーンを読んでると、戦争みたいに思えてきて自分達は安全な所にいて10代の子供に殺人なんてやらせてる大人達に腹が立ってくる。(なんかの本で読んだけど)戦争始めた者同士がコロシアムで殺し合いしとけっつーの。
「痛みなんてものが本当の苦しみだと思っているなら」なんて思わせたらだめやろ…
「院」の中枢達が動き出し、次巻どうなるのか!?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すっごい。
向山さん、すっごい。
圧倒的な表現力で繰り広げられる、怒濤の展開。
これが、「筆力」というものなのだろうな。
冒頭のシーンはとにかく衝撃で、まさかそんな展開なのかよと絶句。
中盤から後半に掛けての息詰まる戦闘シーンは、まあ恒例ではある。
けど、回を重ねるごとに、どんどんその密度が濃くなっていっている気がする。
これが、今後はさらに濃くなっていくと予想できるので、もう想像も付かない。
文字だけで、ここまでビジュアライズにシーンを浮かび上がらせられる、ということ。
<a href="http://mediamarker.net/u/ikedas/?asin=4877282920" target="_blank">童話物語</a>もそうだった。
極上のストーリィに、息をも付かせぬ、目眩くほどのスペクタクル。
本当に素晴らしい小説家。
「面白い小説」が読みたい人は、読むべし。
とりあえず、向山さんの文章センスは、<a href="http://www.studioetcetera.com/main/archives/469" target="_blank">本日のワンパラ</a>を読めば分かるはず。
まあ、テイストはだいぶ違いますけれどねw -
今回はかなりアクション!
直接対決!!!!
殴る蹴るは当たり前、トランプ舞うわ刺しちゃうわ、しまいには爆発するわで大変です。
3巻はその印象しかありません^^;
でもここへ来て、また新しいキャラが増えたし、相変わらずまだまだ風呂敷広がりっぱなしで、次はどうなるんだ?ってのは変わりません。「梟の子」とか永児のお父さんは一体?って謎だらけだし。。。
登場人物たちに感情移入しちゃって、殺し屋たちのお話なので殺し合いなんですが、もう誰にも死んで欲しくないこの気持ちは一体どうしたらいいの~~!って
もうドキドキしすぎて、疲れます! -
前の巻は少し息抜きというか、ほのぼのする場面も多かったけど、一気にまた緊迫感が…
さすがに喜多見は無事だろうけど、阿坂はどうなる?!会長は結局敵なんかなー
次がかなり話が展開しそう!楽しみ(*´▽`*) -
とりあえず悲劇は回避されたけど、殺し屋集団の襲撃はまだまだ続く。新キャラも登場して物語は更なる広がりを見せるけど、収拾がつくのか心配になってきます。全員死んで終わりということにはなりませんように。
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もう一気ですね。『集(すだく)』『糾(あざわる)』に続く。キャラもはっきりしてきて魅力的。現実(学生生活)と非現実的設定を行ったり来たりする感じがおもしろいと思う。うまい。
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主要キャラはまだ死なないはず…って、お約束をどこまで信じていいものか。
それぞれ魅力的で、絆されつつも容赦ない面もあり、中々に難しい。
物語的には途中経過で、小休止な感じの巻でした。 -
会長の戦い方が好き
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喜多見の生への思い、阿坂と会長の決断、それぞれの思惑をもって動き出す新たな“会”と“塾”の駒たち。登場人物が増えるごとに重厚になっていくストーリーにますます魅了されていきます。今回、永児はキーパーソン的立ち位置で比較的穏やかな状態かと思いきや、新たな謎(というより伏線)を提供。次巻が待ち遠しいです。