アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981423

感想・レビュー・書評

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  • うまく付き合うには、
    具体的な指示と相談。
    相手の不安を聞いてあげる。
    こだわりの部分とは対立しない。
    相手の長所を伸ばす。

  • 10118

  • 人の心を想像する事がむつかしい。ルールを逸脱する事が許せない。言葉を文字通り受け取る。専門的分野で伸ばす事が成功につながる。暗黙のルールもしっかり伝える。行動の変わり目は前持って予告する。ご褒美は控えめで積み重ねられるものに。本人の気持ちを尊重する。

  • 知人にあなたはASだから、何か一冊でも本読んでみなさいと言われて、古本屋で入手し読んだ本。
    元美術教師の知人(恩師)は、養護教室の担当になったのをきっかけに発達障害に関して調べるようになり、ついには学校で講演を開くにまで至ったそうな。そんな知人曰く、芸術系にはAS系(というか高機能自閉症)気質の人が多く。例えば、私も知っているある先生はASの本を読んで、「ああ、これ全部僕のことです。僕のこと書いてあります。」と感想を述べたという。
    果たして私はというと、、、これが自分のことを書いてるだなんて感慨は一つも浮かばなかった。ところどころ難しくて(というか興味なくて)斜めに読了したかんじだが。その…恩師には悪いがどうも私は違うような気がする。
    そして、私はこの本を読んでいる間、友人のK子ちゃんが頭に浮かんでしかたがなかった。しかしながら、こういうのは所謂デリケートな問題ってやつで、どうしてK子ちゃんにその旨を伝えたら良いのか、私はそんな術を知らない。
    てことで、私にとっては熟読もしていないのに、いろいろと考えさせられてしまう本である。

  • アスペルガーとは、こういう感じ、というのをなんとなく知るうえではいいけれど、全体的にフォーカスがゆるく情報がまとまりに欠ける印象。
    これは編集にも問題があるんだろうか。散らかっている。
    この本自体がアスペルガー症状を現わしているのか。

    アスペルガーから統失になったりならなかったり、2歳でも自閉症になったりならなかったり、、など、はっきりしない書き方は責任回避かな。

    だれでもアスペルガーになってしまいそう。
    読み手が都合よく読むことができるので、自分や第三者に病名をつけたい人には喜ばれる本なのかもしれない。

    ネットの情報を集めたようなというか、週刊誌ぽいというか、なんというか。

    幻冬舎の新書なので買うのをためらったが、またひとつ信用できなくなった。


    [いま読んでる]:
    あともう少しだけど、あんまりおもしろくないので読むのが退屈で苦痛。
    もう少し焦点絞ってくれよ・・。
    誰かが散らかしたメモを拾い読みしてるような気分。

    [読了後雑記]:
    ・著名人のココがアスぺぽい、という例がたくさん掲載されてる。
     部分を抜き出せば、アスぺの例にいくらでもしてしまえそう。
    ・結局、思い当たる人はあまりいない。いるとしたら、その人は別の疾患の可能性のほうが濃くなりそう。
    ・アスぺ風こどもは、コミュニケーション関連の成長がゆっくりなだけなんでは。こどもの頃は多少苦労するかもしれないが、たとえば、子供の頃は背が低かった、とか、そんな個性のひとつのように思った。
    ・気にしないの一番。得意なことを好きにやってていいやん。
    でも、困ったことがあったら相談するんだよ。

  • どうしようもない同僚への対応に困り、手に取ってみた本。結果的には、その同僚はアスペルガー症候群ではないようだったのだが…。
    網羅的な記述はしているが、端的な説明にはなっていないような。まぁこのビョーキ自体が比較的新しい概念だから、仕方ないのか。

    患者本人も読めるつくりになっているので、「もしかして自分も…」という人にもおすすめ。

  • '10.8.13読破

  • 勉強のために読みました。いろいろなタイプの方がいるようでどう接するのがいいのか、難しい者だと思います。

  • 聞いたことはあったが調べたことがなく、ちょっと気になったので読んでみました。

    自閉症とアスペルガー症候群がごっちゃに書かれているからちょっとわかりずらい。でも、まあいいや。


    目次
    第一章 アスペルガー症候群とはどんなものか
    第二章 アスペルガー症候群の症状はどのようなものか
    第三章 アスペルガー症候群を診断する
    第四章 アスペルガー症候群の脳で何が起きているのか
    第五章 アスペルガー症候群が増えている原因は何か
    第六章 アスペルガー症候群と七つのパーソナリティ・タイプ
    第七章 アスペルガー症候群とうまく付き合う
    第八章 学校や家庭で、学力と自立能力を伸ばすには
    第九章 進路や職業、恋愛でどのように特性を活かせるのか
    第十章 アスペルガー症候群を改善する



    色んな人がいる。読後の一番の感想。


    というのは、アスペルガー症候群という名前が付いただけで、実は普通にありえる人格なのではないかと。また、こういった少し人と違う人格で、まだ未知のものや一定の割合に達していないから名前なんて無くて、その為に認知されずに苦しんでいたり、そういうの多くあるのではないかと思った(自分も含め)。


    そう考えると、七章以降は少しでも思い当たる人には充分に使えるやり方ではないかと思う。当てはまらなくても、試す価値はある。対象の人(自分だったり他人だつたりする)をよく観察して、その行動や価値観を了承し、取り組んでいく。その為のヒントに成り得ますよね。


    それともう一つ、成功体験やその方法には人それぞれあって、ただ闇雲にに真似しても駄目なのかなと、そうも思いました。

  • アスペルガー症候群に対する理解

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著者プロフィール

岡田尊司(おかだ・たかし)
1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。医学博士。京都医療少年院勤務などを経て、2013年より岡田クリニック(大阪府枚方市)院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害、愛着障害を専門とし、治療とケアの最前線で現代人の心の問題に向き合う。著書『悲しみの子どもたち』(集英社新書)、『愛着障害』『愛着障害の克服』(いずれも光文社新書)、『愛着アプローチ』(角川選書)、『母という病』(ポプラ新書)、『母親を失うということ』(光文社)など多数。

「2022年 『病める母親とその子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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