アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344981423

感想・レビュー・書評

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  • 読書レポート:アスペルガー症候群 (幻冬舎新書 お 6-2) 岡田尊司 著 | デジたろうとピアノ http://digitaropiano.luna.ddns.vc/digitaropiano/?p=4556

  • くじけない心が育つ一冊

  • 大人向けが欲しい

  • 私アスペルガーかもって思って読んだんよ。落ち着きない、話しが聞けない。
    違った。私のはただのバカだった。

  • アスペルガー症候群について、病名の由来から症例、対処法など幅広く論じた書。

  • 基礎知識を仕入れる為に読んだ。

    領域がぼやけがりで千差万別だからそれぞれの人を見て丹念に対応していくのが一番という結論って専門家でなくても出せそうな・・・と思っちゃうんだけどまだ概念が出来て日が浅いしこんなものなのでしょう。

  • 開架(2階新書) S498.39-トウ-141

  • アスベルガー症候群はまだまだ研究される余地がありそう。
    判断の基準が曖昧。
    一見社会で生きていくには不都合なケースもあるが、特性、個性としてとらえる。

    アスペルガー該当人物には、偉人が多いと言うのも、特性である。

  • 最近気になっていた「アスペルガー症候群」。
    とにかく基礎的な知識をつけようと思い、これを読みました。

    すごく良かったのは、著者が「アスペルガーは使い方次第で強みになるんだ」という考え方を基本としていたこと。
    ただアスペルガーの解説をするでもなく、「治療」をするでもなく、いかにしてアスペルガーの人たちが生きていけばいいのか、ということが詳細に語られていました。

    エジソンやグラハム・ベル、三島由紀夫など、著名な人たちも実はアスペルガーだったかもしれないという例が豊富にあったのも、真偽はともかくとして、アスペルガーの子供を持つ両親には励みになるのではないかと思います。

    アスペルガーの子だけじゃなくて、子育てって「その子供自身を見る」っていうのが大事だよな~と思いました。
    その子が何ができて何ができないかじゃなくて、何をするのが好きなのかを考えてあげられる母親になりたいです。

    この本は、アキバのメイドが読むと面白いと思います。
    豊富な例を実は経験していると思うので。

  • 初めてアスペルガー症候群を学ぶ書籍として、すばらしい1冊。

    著者(精神科医/医学博士)の
    1語1語に体温が感じられ、基礎知識がなくても、
    アスペルガー症候群が、どんなもので、
    脳の中はどうなっていて(科学的な考察)、
    特性はどのようなもので、どう接していくべきで、
    どう育てていく(改善していく)が書かれています。

    彼らには「普通~だ」は通じない。
    本書を読めば、それがすごく納得できるようになった気がします。
    それと、アスペルガー症候群の人たちの可能性や魅力も感じられました。
    育ち方次第で、開化できる、それこそダイヤモンドの原石なのでは!

    アスペルガー症候群であった偉人も、多く紹介されています。
    アインシュタイン、ビルゲイツ、エジソンなど…

    現在は便利な世の中になった。
    これからは、人と人との関わりがもっと大切にされる様になると思っています。
    自分の人生もまだしばらく続く中で、
    沢山の人と本当に素敵なコミュニケーションをとるためにも、
    本書に出会えたことは大変有意義でした。

    第1章 アスペルガー症候群とはどんなものか
    第2章 アスペルガー症候群の症状はどのようなものか
    第3章 アスペルガー症候群を診察する
    第4章 アスペルガー症候群の脳の中で何が起きているのか
    第5章 アスペルガー症候群が増えている原因は何か
    第6章 アスペルガー症候群と七つのパーソナリティ・タイプ
    第7章 アスペルガー症候群とうまく付き合う
    第8章 学校や家庭で、学力と自立能力を伸ばすには
    第9章 進路や職業、恋愛でどのように特性を活かせるか
    第10章 アスペルガー症候群を改善する

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著者プロフィール

岡田尊司(おかだ・たかし)
1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院医学研究科修了。医学博士。京都医療少年院勤務などを経て、2013年より岡田クリニック(大阪府枚方市)院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害、愛着障害を専門とし、治療とケアの最前線で現代人の心の問題に向き合う。著書『悲しみの子どもたち』(集英社新書)、『愛着障害』『愛着障害の克服』(いずれも光文社新書)、『愛着アプローチ』(角川選書)、『母という病』(ポプラ新書)、『母親を失うということ』(光文社)など多数。

「2022年 『病める母親とその子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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