誰も知らない世界のことわざ

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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422701059

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で偶然見つけた一冊。とても読みやすくユーモアある解説やイラストで面白かった。いくつかのことわざは心にとどめておきたいと思えた。
    ・ザワークラウトの中で自転車をこぐ(フランス語)
    ・烏が飛び立ち、梨が落ちる(韓国語)
    ・小さなアヒルを吹き出す(ラトビア語)
    ・オレンジの片割れ(スペイン語)
    ・pとqに気を付けて(英語)
    ・目から遠ざかれば、心からも(ヘブライ語)
    ・青の問いに緑の答えを与える(チベット語)
    ・ブドウはお互いを見ながら熟す(トルコ語)
    ・1輪の花だけが春を作るのではない(アルーマニア)

  • 翻訳できない世界のことばが好きで、こっちにも手を出してみました

    日本にもことわざってたくさんあるけれど、世界にも沢山あることを知ることができます

    ある日はハチミツ、ある日はタマネギ
    アラビア語。あるときはとてもうまくいき、またあるときには悪い方へいく

    ブドウはお互いを見ながら熟す
    トルコ語。私たちは近くにいる人たちの影響をうけてしまう

    他にも、たくさん。

  • 面白い本でした。
    国が変わると、言葉が変わる。言葉には、その地域に生活する人々の感覚が表れている。
    他の国のことわざを通して、その国に住む人々の生活や文化を想像するだけで、わくわくしました。
    そして、イラストも素敵です。
    空いた時間に、ふとまた手に取って読みたくなる、そんな本でした。

  • 先日読んだ『翻訳できない世界のことば』の著者の本で、世界各国のことわざを紹介している。日本語からは「猿も木から落ちる」と「猫をかぶる」。
    いろいろなことわざがあって面白いし、絵も可愛いので大人も子供も楽しめると思う。
    「ラディッシュを下から見ている」とか「あなたのレバーをいただきます」とかシュールだなと思ったが、「猫をかぶる」も初めて聞いたらけっこう不気味かも。ことわざって面白い。

  • なかなか面白い。その国の文化を色濃く映し出したことわざ集。クスッと笑えるものや、へー!っていうのもから、?なものまで。

  • 日本のことわざとして「猫をかぶる」が紹介されていた。イラストでは猫を頭に乗せていた。日本人のイメージではおそらくその発想は出てこないけど、「かぶる」を文字通り直訳したらそうなるんだろう。日本語話者以外の目から日本語のことわざを見る視点が知れて面白かった。

  • 世界のことわざをポップなイラストで紹介されている大人向けの絵本。ポルトガル語の「ロバにスポンジケーキ」英語の「PとQには気をつけて」は意味がなんとなくわかるが、ペルシャ語の「あなたのレバーをいただきます」(心から愛している)って恐いし。ルーマニア語の「誰かをその人のスイカからひっぱり出す」(怒らせる)なんて想像もつかない。アラビア語の「ある日ははちみつ、ある日はタマネギ」ケセラセラってことね。イタリア語「オオカミの口の中へ」(がんばれ!)楽しい。

  • その言語を話す人々の生活に根付いた独特の表現、それが「ことわざ」。
    ユニークな表現の中に、その地域の文化や歴史、価値観が垣間見えます。
    そんな、世界中に星の数ほどあることわざの中から51個を選りすぐり、キュートなイラストと共に解説を加えたのが本書。

    学術書ではないので多少解説文に「?」となる点はありましたが、様々な表現を通して今自分がいる所とは違った文化圏に思いを馳せるのには丁度いいかも。
    旅行好きな友人に贈るオシャレなプレゼントって感じの1冊です。

  • 似たような意味でも文化や環境によって例えるモノが違うのが面白かった。
    イラストがオシャレでちょっとしたプレゼントにも良さそう。

  • 面白くわなかった

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著者プロフィール

エラ・フランシス・サンダース
イギリス在住のライター、イラストレーター。著書に"Lost in Translation: An Illustrated Compendium of Untranslatable Words from Around the World"(邦題:翻訳できない世界のことば)、"The Illustrated Book of Sayings: Curious Expressions from Around the World"(邦題:誰も知らない世界のことわざ)、"Eating the Sun: Small Musing on a Vast Universe”(邦題:ことばにできない宇宙のふしぎ)がある。

「2021年 『もういちど そばに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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