ココ・シャネルの言葉 (だいわ文庫) (だいわ文庫 D 327-3)
- 大和書房 (2017年10月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479306726
感想・レビュー・書評
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シャネルを築いたシャネルの言葉をまとめた本。
読みやすく、シャネルの言葉を追いながら、シャネルの生涯や生き様も分かる。
「私は確かな嫌悪の精神をもっている」(p.212)
「香水で仕上げをしない女に未来はない(元は作家の言葉)」(p.30)等、
一つ一つの言葉が力強く惹きつけられる。
また、夫の地位や財産に依存して生きようとすることに嫌悪し、本当に愛する人と結婚することを良しとしたり、
自分のお金を芸術家を支援することに使い、支援を受けたことを口外することを禁じたりする等、
考え方と行動が格好良く、共感できる。
コルセットドレスの締め付けから女性を解放する服を作り、喪服以外で服に黒を取り入れ、本物の宝石でないアクセサリー(=イミテーションジュエリー)ができたのが、シャネルのおかげだとは知らなかった。
シャネルにならって、女性をブラジャーの締め付けから解放してくれる21世紀のシャネルが現れると嬉しいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気軽に手に取れる自己啓発シリーズ。
何かを成し遂げた人は、それだけの何かを持ってる。
共感はできないけれど、
単純にそういう“持った人”なんだな、と。
ドキュメンタリーもそうだけど、
憧れやかっこいいという感情は持たなくて、
あまり観よう触れようとも思わないから、
気軽にふと知れるようなこの形態がとても丁度いい。 -
自分はこうはなれない、と思うけどすごく芯のある強い女性であり、生き様がかっこいい。こんな女性になってみたい、とも思う。
2021.3.28 -
ココ・シャネル。名前しか知らなかったけど、自分の信念を強く持った女性だということを知った。
シャネルから仕事に対する熱い気持ちも感じられたが、どこか孤独のようなものも同時に感じた。
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人の目を気にしちゃう人、自分の芯を強くしたい人にとてもオススメな一冊です☺︎
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ココシャネルの事は知っているけど、こんなに信念のある人とは知りませんでした。働く私にはグサッとくる言葉もあり、今の時代にはそぐわないところもありますが、私は好きです。いつかCHANELへフラッと立ち寄りたいです。
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何にも囚われない本当の女性の強さから生まれる言葉。
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黒のドレスなんて定番中の定番。
マリンルックなんかも当たり前に思うけれど、それがシャネルが作り出したものと聞いて驚き。
ルネラリックなどの装飾→モードで19世紀のものを葬り去った。こんな女性、いないよ。
人の寿命が無限だったら、今頃どのような世界を見せてくれていたんだろうと思った。
なんてエネルギッシュ。 -
2021 1-2
芯の通った強い女性。シャネルのようになりたい。