母さんのコロッケ ~懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語~

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 577
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479793298

感想・レビュー・書評

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  • 子供が生まれたからの事
    自分が生まれた時の親の気持ち
    自分が何をして生きて行くのか?

    そんな事をこの本を読んで考えました。

    未来へ向かう自分の背中を
    後押しされました。

  • 自分がいま生きているのは、過去に様々な人がいたから。
    そんないきさつを体験できルーツキャンディ。
    その日その日を大切に生きて行こうと思った。

  • これは久々大ヒットでした!!!!

    小説はあまり読まないのですが、物語に含まれるメッセージにとても感動しました☆☆☆

    「すべての子供たちは、大人に自分の使命に気付かせるという
    使命を持っている」

    私が使命感を感じた時も、子供がきっかけだったので、とてもはっとさせられました。

    「人生の使命を果たすのに必要なものだけを持って生まれてきた」

    自分の欠点などを嘆くことがありますが、今回の人生では必要がないから置いてきたんだ!!

    その他いろいろ、すばらしいメッセージが含まれています。

    喜多川さんの本は初めてですが、他の本も読みたくなりました!!

  • 喜多川さんらしい、根本を思い出させてくれる素敵な本。
    「すべての子供たちは、大人に自分の使命に気付かせるという
    使命を持っている」

    「受け入れること、そして永遠に続く今に集中して今この瞬間に幸せを
    感じる生き方をすること」

  • 人はみな使命を持って生まれてくる。自分が生まれたとき、両親はどんなことを想ったのだろう。自分が大切にしないものは他人も大切にしないというお話には、当たり前なことだけれども、大事なことに気づかせていただきました。大切なモノのために何ができるのか。誰かの力になれる人生を信じて歩んでいきたいです。

  • 「今の時代に生きる自分の使命」について考えさせられます。

    今の自分がいるのは、何代ものご先祖様が自分の命をかけて幼い命をつないでくれたおかげなのだということ。

    そして、未来を創り出していくのは今を生きる自分たちだということ。


    たくさんの感動と気付きを与えてくれる、素敵な本です。

  • 3月の震災があったから、こういう内容の作品になったのかなと思った。家族の大切さを違った角度から教えられた。

  • ややスピリチュアルな不思議体験が出てきますが、まったく違和感を感じることはないです。また、この本では著者自身の使命を述べられていると思います。
    ストーリー設定では藤原ていさんの「流れる星は生きている」を思い浮かべる場面もありウルウルときます。

    「すべての子供は、大人に自分の使命に気づかせるという使命を持っている」そういうことかと変に納得しました。
    子供を持たないと「本当の大人」になれないとよくいいますが、それはあると思います。手のかかる子、かからない子、健康な子、病弱な子、活発な子、人見知りな子、障害を持った子などさまざまな子供がいます。しかし、すべての子供がその夫婦の間に生まれるのは、何らかの使命を持って生まれてくるとわたしは思います。たとえ障害を持った子供が生まれても、それはその家族に必要な使命を持っているのです。

    わたしにも子供がいますが、子供を持つと過保護という意味ではなく、自分が犠牲になっても守ろうとする覚悟が心のどこかでできているように感じます。また、子供には一人でも生きていく力(精神力)だけはつけてやりたいと思っています。

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著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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