- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480065650
感想・レビュー・書評
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日本人の価値観の基礎の一つとなっている考え方。桜と薔薇の対比は素晴らしい。
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現代語訳が上手なのだと思う。大変読みやすく、帰省の高速バスの中などで一気に読むことができた。訳者が解説でも書いているが、今から読むとそれはいかがなものかと思えるところもある。特に女性の地位についてかかれている章など。しかし、前半の義・勇気・仁・礼・信と誠・名誉・忠義など、納得できる部分が多かった。日本人の道徳観の多くの部分がこういうところから来ているのだとあらためて感じた。西洋人と日本人とで贈り物を届けるときの姿勢の違い(すばらしいプレゼントなのか、つまらないものなのか)などはいまにも生き続けている例と言えるだろう。しかし、ここ10年ほどで大きく家族や生活のスタイルも変化し、徐々に日本人の心も変わってきているのかもしれない。「いやいやとっくの昔に大きく変わっているよ」とは、本書を読んでいても感じられないのだ。100年以上前に書かれたこの本が、それほど古びた感じがしないのだ。心ですら遺伝していくものなのだろうか。
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岩波新書の同書を持っていたが馴染みにくい訳のため手に取った。
内容は大部分が頭から抜けていた。武士という言葉からストイックなイメージが強かったが、それよりも思いやりや礼節といった他者に対しての心遣いにも多くページが割かれている。英語の副題がソウルオブジャパンとなっていることにも頷けたが、果たして今の日本人に当てはめられるのだろうか。新渡戸氏が生きていたらどう思うのだろうか。 -
何度か読まないとちゃんと理解できない。
近いうちにまた読もう -
「葉隠」から如何に美化されて「武士論」になったか。
「武士論」が如何に曲解されて、戦前の「大和霊無敵論」になったか。
「武士論」と「国家の品格」が如何に繋がるか。
面白い。 -
難しい。もう一回読まないと。
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「宗教がないのにどうやって道徳を教えるの?」という著者の奥さん(外国人)の疑問に答えた本だそうです。
現代日本人が忘れかけているモラルや思いやりの心等がたくさんつまっています。
大分県立芸術文化短期大学:
通りすがりのへっぽこ侍 -
古典的に話題になっている本は、目を通しておきたい、って思ってもなかなか数も多くて・・・学生時代にいかにさぼってしまっていたかを反省するばっかりなんだけど。大体開いたこともないから、現代語だろうが、明治の言葉だろうが同じなんだけど!
とはいいつつも「現代語訳」ってのが手に取るきっかけになったのは確かです、はい。
でも、どうもやっぱり、日本人が書いたもののくせに、翻訳ものを読んでいるという違和感は避けがたく。
ともあれ、教養の時間を過ごさせていただきました。 -
"BUSHIDO The Soul of Japan" written by Inazo Nitobe in 1899. This is the best-selling and the long-selling book around the world.
Harakiri scene :"Kobe Jiken"n"Sakon, Uchjki and Hachimaro"
The Harakiri young brothers.