レーン最後の事件 (創元推理文庫 104-4)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488104047

感想・レビュー・書評

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  • サム警部のもとに現われた七色のひげの男が預けていった手紙の謎は? シェークスピアの古文書をめぐる学者たちの争いは、やがて発展して、美人のペーシェンスを窮地におとし入れ、聾者の名探偵レーンをまきこむ。謎また謎の不思議な事件続き。失踪した警官の運命は? ロス名義の名作四編の最後をかざるドルリー・レーン最後の名推理。

  • 「悲劇シリーズ」でいくつもの名推理を披露した老優、ドルリー・レーン氏の最後の挨拶。
    以前どこかでネタバレを見てしまって結末は大体わかっていたのですが、やはり好きな探偵の正真正銘最後の事件を見るのは切ない…
    本当にシリーズ閉幕なんだなぁとしんみり。
    ありがとうレーンさん、「Yの悲劇」は超名作でした。


    (読了日:10/31)

  • ああ、こうきたかと。
    三部作それぞれの伏線が落ちた感覚とともに、このような形でレーンと別れを告げなければならないことに哀惜を覚える。

  • シリーズ最後の作品。作者が始めから計画していた事なのか分からないけど、この作品はいらない感じがする。読まれた方なら、なぜこう言うのか分かると思います。

  • レーン大好きだったので、最後が・・・やっぱりちょっと・・・。

  • バーナビー・ロスこと、エラリー・クイーンによる「レーン四部作」の最終章。全四部の全てに仕掛けられた巧妙な伏線が、最後の最後に見事な完成形を見せる傑作。文体までもが他シリーズと異なり、どことなく英国風なのが見事。

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著者プロフィール

エラリー・クイーン。フレデリック・ダネイとマンフレッド・B・リーの合作ペンネーム。従兄弟同士で、ともにニューヨーク、ブルックリン生まれ。1929年『ローマ帽子の謎』で作家としてデビュー。ラジオドラマの脚本家やアンソロジストとしても活躍。主な代表作に『ギリシア館の謎(32)、『エジプト十字架の謎』(32)の〈国名シリーズ〉や、『Xの悲劇』(32)に始まる〈レーン四部作〉などがある。また編集者として「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」を編集、刊行した。

「2021年 『消える魔術師の冒険 聴取者への挑戦Ⅳ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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